【六畳一間で愛してる】忘備録と感想文その①

1550文字書いたところで、文字がすべて消え、下書き保存されてしまった…。でもめげないしょげない精神で、頑張れ あたい…。


26日、両国エアースタジオにて【六畳一間で愛してる】を観劇してまいりました。

今回何でこの舞台観に行ったかと言いますと、以前noteでも書きました【ゆっくり小泉八雲〜プレザントドリーム〜】に出演されていた仙石智彬さんがBチームで出演されるということで「おし、行くか」となりました。

(なお、この時の仙石さんが「琴葉姉妹買うか…」とつぶやくくらいには、関西弁について言及してた←でも茜ちゃん、自分でイントネーションいじらなアカンのやで?)

【ゆっくり小泉八雲〜プレザントドリーム〜】に関してはこちらの記事をご覧ください→ゆっくり小泉八雲〜プレザントドリーム〜 初日公演見てきたよ


【六畳一間で愛してる】がどういうお話なのか、ざっくり説明しますと
六畳一間に引っ越してきた真一と沙織里、そこで始まるハートフルコメディ…(公式を若干引用)

ということなのですが

ワシの心はハートフルボッコされましたよ いろいろな意味で…

というわけで今回の記事は、盛大にネタバレを含んだ状態で書きますので、あらかじめご了承くださいな。

「いや、観たい」という方はこちらから
劇場チケット
https://torioki.confetti-web.com/form/1357
配信チケット
https://airstudio.zaiko.io/_item/340345

まず、会場に着いたらば館内を流れるのは小柳ルミ子の瀬戸の花嫁
順次流れるザ・ドリフターズに麻丘めぐみにジャッキー吉川とブルーコメッツ…。

お前の年代でジャッキー吉川とブルーコメッツがスラスラ出てくるのそうそういないぞ(だから年齢を疑われるんだ)

そして徐々に音がとぎれとぎれになっていく音楽

舞台スタートです。(役者さんのお名前を一旦敬称略で掲載しますごめんね)

大きなラジオを抱え部屋をうろうろする真一(仙石智彬)

ああ、電波ね 電波の入りが悪いのね 

ようやく安定して流れる「こんにちわ赤ちゃん(梓みちよ)」に聞惚れる真一。

引っ越しの手伝いをしない兄に関西弁でまくしたてる弟、健二(佐藤勇輝).
ところが兄はアルバムを引っ張り出し二人して思い出に浸り始める。

それにブチギレる弟の嫁、真由美(成宮伊吹)、これには二人ともキビキビ動く。
そして真一の奥さん沙織里(夏巳りか)に、引っ越しの様子をこっそり見守る不思議な気配。

その存在感に驚く一同、隣の部屋に住むオカマ(時代背景に合わせて敢えてこの言葉を使うよ←)佐藤さん(西藤東生)でした。
佐藤さんは下の名前が洋吉というのですが、下の名前で呼ぶとめちゃくちゃおこなのです←

佐藤さんから紹介される大家の息子の浪人生、矢崎君(飯島康平)は【罪と罰】を「罪と罪」って言ったり、ドストエフスキーをトルストイと言ったり…がんばれ矢崎くん。


沙織里からの粗品をその場で速攻バリムシャアし始める佐藤さんと矢崎君
え?何?粗品何?そうめん??

佐藤さんの甥の丈治(大月利貴)も登場し、新喜劇さながらのドタバタが繰り広げられる六畳一間。


どったんばったん大騒ぎもいいとこだよ でもこのドタバタは、昭和感があって、俺は好きだよ


ようやく落ち着いて二人きりになる真一と沙織里、突然亭主関白を醸し出し、沙織里を座らせる真一、座る沙織里、めっちゃ甘えながら膝まくらを堪能する真一。

この後、これ、何回かあります お約束ってやつだね。

いろいろありながらも、六畳一間でそんな二人の生活が始まるのでした。

しばらくして六畳一間を訪れたのは、沙織里のかつての仕事仲間、昭子(相原美穂)と節子(田原遥菜)、せっちゃんはヒモに逃げられてしまい、傷心中(当人は出張と言い張る)。

それぞれが結婚に対する価値観を話しながらも楽しい時間を過ごす3人、そこに帰ってくる真一とその同僚の和田くん(佐々木旅人)

部屋にいたせっちゃんを見て、唖然とする和田くん。
最近お店に来てくれない理由を尋ねるせっちゃん。

「振られた相手の居る店に行けるわけないやろ!!」と突っ込む真一。
無自覚なせっちゃん。怒る和田くん。それでもお店に来てとお願いするせっちゃん。見守る周囲、負ける和田くん。


うおおおおおい、負けるのかそこ。でもせっちゃんかわいいもんね わかる。


改めて2人きりになる真一と沙織里。

あくる日、また六畳一間にやってくるかつての仕事仲間、昭子と節子、せっちゃんは和田くんと結婚することになりまして、お腹には赤ちゃんがいるんだそうな。
周囲の幸せが自分を不幸に思わせるのだと嘆く昭子、でも強い女性 昭子。
そんな中突然やってきたのは、沙織里との結婚を反対していた真一の父、勝次(小松大介)。

二人の仲を裂きに来たのかと、詰める昭子と節子。実は勝次がやってきたのはちょっと違う事情でした。


何と沙織里は真一との婚姻届けを出していなかったのです。これには昭子と節子も驚愕してしまう。

勝次はその理由を知るために、二人が住む六畳一間へ訪れたのでした。
真一をだましているのかと詰める勝次に対して、力を発揮する昭子 強い。

しかし沙織里は静止して、婚姻届を出せない理由を告げます。
被爆の影響で、子供が産めないという事情を持つ沙織里、それは決して恥ずかしいことじゃない、昭子と節子、そして訪れた勝次にも話せることだ、と。

ただどうしても、真一にだけは話すことができなかったとその心情を吐露する沙織里。

その事情を、責めるわけでもなく気持ちを察したうえで、それでも自分の妻を戦争で亡くし真一と健二の普通の幸せを約束した勝次に、沙織里は夏が終わるまで一緒に居させてほしいと願います。


ある日、沙織里は真一に「式を挙げたい」と告げます。大喜びの真一、式場を抑えようとする真一に「この六畳一間で式を挙げたい」と言います。
昔見た近所のお兄さんの家に、綺麗な花嫁さんが来た思い出を話す沙織里、二人はうれしそうに来る式の日に想いを馳せるのでした。


そんなとき、真一は健二を連れて六畳一間に帰ってきます。ちょっと酔っぱらってる真一は、台所に立つ沙織里に話しかけます。
「話って何や?」
「子供が出来んっちゅう話か?」


さっきまでの空気が一気に凍りつき、座る沙織里に「そこ座んなさい」と告げる真一、「もう座ってるで」とこの空気の中突っ込む健二。


全ての事情を健二から聞いた真一は「隠し事が嫌い」ということ「沙織里との子供が欲しかった それが叶わないのならいい」と沙織里に告げます。
真一は沙織里に「ここで式挙げてその足で婚姻届出しに行こう」と言います。


こうして二人は、改めて夫婦としてやっていくことを決めるのでした。


式当日を迎えて神父の役は、丈治が担当することに。
誓いの言葉に際して「死がふたりを分かつまで」ではなく「死がふたりを分けても」にしてほしいと真一は告げます。


ユーモアを交えながら誓いの言葉を交わし、ブーケトスをする花嫁姿の沙織里、それをキャッチしたのは昭子

ではなく和田くん 見事なキャッチに非難が飛び交う。無事に昭子にブーケを譲りチークダンスを踊り始める一同。

そこにやってきたのは真一の父、勝次、二人の結婚を止めにきたのかと思いきや沙織里に渡された婚姻届を差し出す勝次。

勝次曰く沙織里さんの作った玉子焼きが、自分の亡き妻の玉子焼きの味にそっくりだった、とあの玉子焼きが母さんの味だと告げます。

そして沙織里に「自分の家があんたの実家だ」と和解をすることになり、

突然花嫁を口説き始める勝次。


息子の真一は容赦なく突っ込みを入れる。
なんやかんやあって、温かい空気の中で真一と沙織里は結婚式を挙げることができました。

そして式の記念撮影で舞台は暗転。

ここで終わりと思うでしょ?

ここで10分間の休憩入るんですよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?