サードプレースを作るために必要な考え方

自分は、普段会社員として働きながら、ボランティアの運営をしたりしています。自慢ではないですが、「居場所」に困ったことは、10代後半からは全くないです。

よく、「仕事と家庭以外の居場所」としてサードプレースという言葉が使われます。要は自分が活躍する場所が欲しいんだろうなと。

「居心地のいい場所」というのは、「自分が活躍する場面がある場所」だと思ってます。スポーツ関係(上昇志向の強い)の組織でも、同じ歳でもバリバリのレギュラーなのか、球拾いしかやることがない補欠とでは、居心地の良さは全く違うと思います。

じゃあ、どうやって活躍する場所を見つけるか、ですが。いろんな考えがあるので、これが正解だというわけではないですが自分なりの考えを書きたいと思います。

結論は、「自分の出来る役割を理解する」だと思います。

自分は、所属しているボランティア団体の中では中心人物となってますが、仕事では雑用係です。パートのオバチャンの指令をハイハイと聞いて忠実に仕事をこなす事が役割となってます。
当然仕事の中でも中心に立ちたいという気持ちはなくはないですが、自分の能力や周りのメンバーとの兼ね合い、仕事内容等々いろんな要素を考えると、組織として自分は雑用係りとして働くことが組織にとって一番有意義であると判断しました。その事が評価されて、肩書きも与えていただきました。正直こっちの方が性に合ってると思ってます。

逆に、ボランティアでは、組織の中心になって若い人材の育成に励んでいます。自分が企画の中枢を担いながら、どうやったら、若い人達に経験を積ませることができるかを考えています。ぶっちゃけリーダーとか一番やりたくないポジションですが、これまたいろんな要素を考えて、自分がこの役割をやるべきだと思ってやってます。

人には向き不向きがあります。自分で言えば、お金の管理は絶対に無理だし、事務局的なことも超苦手です。
自分がなにができて、なにが出来ないのかを把握して、その組織の中で自分はどんな役割をすれば組織のためになるのか、ということを考えていくことが居場所を見つける事に必要な事だと思います。
個人的に一番オススメなのが、「誰にでも出来るけど面倒くさい作業」を率先してやることかなと。草むしりとかが、わかりやすいと思います。

社会人になると、居場所は与えられるものではなく、自分で見つけるものだと思ってます。与えられる居場所は、本当の居場所ではないというのが個人的な意見なので。

個人的には、「居場所の必要性」なんてものが世の中に必要なくなるぐらい、当たり前にみんなが居場所がある世の中になってほしいと思ってます。


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