イケてる大人の学生ボランティアスタッフの育て方

普段は会社員として働きながら運動が苦手な子どもにバドミントンを教えたりしています!

先日自分が所属しているボランティア団体の上役の方とお話しをさせていただきました!年齢は自分より1周り下ですが、いろいろと勉強させていただきました。

その方は学生ボランティアを巻き込むことが凄く上手い方なのですが、秘訣はなんだろうと考えながら話しを聞いていました。

そして、結論としてでたのが『1人1人の学生スタッフのキャパシティを把握する』事につきるということでした。

キャパシティを知るには、まずはスタッフの性格や能力、向き不向きや、プライベートに関する情報や他にどういうボランティアをやっているか等の情報を把握しなければなりません。それを把握するには1日2日では無理なので、長期的に渡ってそのスタッフを観察したりやりとりしたりする必要があります。その面倒くさい作業を1人ずつ丁寧に行うのはなかなか骨が折れる作業です。

その情報を元に学生スタッフのキャパシティを把握して、学生スタッフが無理なく出来る範囲の仕事を振っているから人が集まるんだろうなと。自分もそこの部分は相当意識して行っているのですが、自分より遥かに徹底している印象でした。
学生さんはやる気はあるけど自分たちがなにが出来るのか、どこまで出来るのかがわかっていない人が多いです。そこを上手く整理してあげるのが大人の役割だと思っています。

自分がいろんな団体を見てきて、学生スタッフの扱いが下手な団体はまず学生スタッフの事を全く把握しようとしていないです。お手伝いの学生スタッフの名前すら知らないという団体すらありました。
当然学生スタッフがなにが出来るのか、なにが出来ないのがなんてわかるわけもなく、お互いに嫌な思いをして終了というケースも多いです。
そして、その手の団体のお決まりのフレーズが『最近の若い学生は』です。これを言ってる団体には学生は近づいてこないと断言してもいいです。
あとは学生スタッフに対してどこまで配慮出来るかですが、これはキャパシティを把握していく中で自然とわかってくるのかなと思ってます。

学生に限った話しではないですが、仕事でもボランティアでもまずは関わってくれる人に興味を持つことは非常に大事だと思ってます。
自分もイケてる大人になるべく精進していけたらと思っております。

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