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ニガテ克服★サムライ会計道場(FB版) ~売上の中身を知らんといかんゼヨ~

▼「ウリアゲアゲロ~」・・・
超有名なこの言葉。呪文のようなこの言葉。

しかし、この言葉ほど曖昧な表現はありません。
売上UPに取り組む場合、漠然と売上UPを考えるのではなく、
前もって【売上の中身(構造)】を理解していると
取り組み易くなると思います。

 ご存知の人は、ここでサヨウナラ!(save your time!)
 ご存じでない人は、この先の記述が、少しでもお役にたてたら幸いです!

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▼では、いきますよ。(ドンドン!!・・・太鼓w)
 
 売上は、次の3つの要素から構成されています。

 ①数量
 ②単価(金額)
 ③リピート率(購入頻度)

 仮に【1個売上】【単価500円】【1回の売上】としましょう。すると、売上はいくらですか?はい、正解、500円です。
算数的に表現すれば、1個×500円×1回=売上500円となる訳ですね。(・・・分かっトルワイ!!!と怒らない)

▼売上はですね、これら3つの要素のどれか1つでもUPすれば必ず上がるんです。そして実際、世の中にはそのような実践例があふれています。難しいマーケティングの本など要りません。世の中の例をちょっと見てみましょう。

①数量UPの例
 1個500円、でも3個お買い上げで1,200円!
②単価(金額)UPの実例
 1万円以上お買い上げの方には***をプレゼント
③リピート率(購入頻度)UPの例
 1週間以内の再来店で使える餃子無料券

▼どの手法もよく見聞きしますね。
 実は、これらを実践している会社・お店は、みな漠然と売上UPに取り組んでいるのではなく、確実に3要素のどれかをUPさせようと意識的に取り組んでいるのです。いわば【偶然的売上】ではなく【必然的売上】です。

▼ドンナイイコト?(1)
 売上の3要素を意識した販売戦略の長所は「具体的な取り組みが行いやすい事」ですが、私が思うこの手法の長所は「失敗した時に結果分析がし易くなる」ということです。
 たとえば「販売数量を増やそう」と取り組み、結果うまく行かなかった場合には、販売数量UP作戦を見直すのです。「さすがに昨対比3倍は目標設定が高すぎたなぁ。今度は2倍にとどめてリトライしてみよう」という風に・・・。
 漠然と取り組んで失敗すると「愛想が悪かったのかなぁ」などと思考回路があらぬ宇宙の彼方へ行ってしまいます。

▼ドンナイイコト?(2)
 上記3つの取り組みは、お客様側にとってもイイコトがあります。3個買えばオトク、プレゼントをもらえてオトク、無料券をもらえてオトク・・・。売り手側だけが儲かって嬉しいのではなく、買い手側にも明確な「ベネフィット」(良いこと)があることはとても大切です。

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▼では、もう一度、
 改めてお尋ねします。

 あなたは売上をUPさせようと考えているとしてます。
 今までのように謎の呪文【ウリアゲアゲロ~】を相変わらず唱えますか?
  それとも具体的に3つの構成要素を意識して取り組みますか?
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では、今日はこの辺で、
オシマイ。
ドンドン!!(終わりの太鼓w)

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