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変な話シリーズ          「一時停止違反」🚓         しかし、その後が凄かった      ~これはすべて実話です~

こんにちは、思考の学校、認定講師の竹岡です。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
今から、変な話をします。
ヘンテコリンな話なので、
分からなくてもOK!
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
〇オレは、違うな!
〇ワタシは、別の意見だな!ㅤ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
という方がおられたら、
それは絶対に
 ↓ ↓ ↓
<あなたの方が正しい>
 ↑ ↑ ↑
ですからね笑笑
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
無理せず、
気楽に読んでくださいね。

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          ↑↑↑
(ん~、そないに近いと見えマヘンガナ・・・)



***【1】***
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ぼくの仕事関係の
知り合いの人なんですけど、
その人、毎日バタバタと忙しくって
いつもあちこち走り回っていました。
仮にその人のことを「Aさん」としておきますね。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
Aさんは、
先日、運転していたら
「一時停止違反」で
お巡りさんに捕まっちゃったんです(;^_^A
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
どうやら、
前の(駐車していた)トラックが邪魔で、
「一旦停止」の看板を見損ねたらしくて。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
そんな訳をお巡りさんに話しても、
聞き入れてもらえず。
仕方なく、あきらめたらしいのです。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
で、Aさん、ぼくに、こう言うんですよ。


========================ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
〇あぁ~、最近、ツイテナイことばっかりだ。
〇あんなコトもあったしこんなコトもあったし。
〇今日だって、次の現場(仕事先)に急いでいるのに、
 余計な長電話がかかってきて、イライラして、
 それで運転がちょっと慌て気味になってしまって。
 あ~、長電話をしてきた相手が憎らしい!
〇あぁ~、毎日、ストレスのたまる事ばっかりだ!
=========================ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
・・・って。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
そんな気持ち、よ~く、分かりますよね。
誰だってそんなときアリマンガナ。ね。

イライラ




***【2】***

そんな話を、
一通り聞き終えてから、
ぼくは、こう言ったんですよ、
Aさんに。
================ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
「喜ぶべきですよ!
 一時停止で、捕まって良かったですね~💚」
 (オレ、KYか?・・・チャウ、チャウ!)
=================
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
そしたら、Aさんは
「なんで?!」
「事故に至らなくて良かったってこと?!」
って。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ま、それもそうなんですけど、
Aさんは、ぼくが知っている限り、
ずーーーーーーっと仕事で走りっぱなしだったんですよ。
(長距離ドライバーさんじゃないですよw)
 
しかも、お客さんの無理やワガママも全部、
聞き入れちゃうから、
忙しい上に、さらに忙しくなってて。
で、いつもイライラしていて。
体調を壊してしまって、
最近やっと復活したところで。

それから、 
ぼくは、Aさんに聞いたんです。
 
ボク)「今回の一時停止違反ってどういう意味だと思う?」って。
そしたら、 
Aサン)「それは・・・もちろん、イッタントマレ、てことでしょ!」
って答える訳です。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
(うん、日本語としてのやり取りとしては正しいヤン)
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ボク)「今回の一時停止ってね、ひょっとしたら、
    Aさんの中から出てきたメッセージじゃないかと
    ボクは思うんですよ」

Aサン)「ん???え???」
 
ボク)「Aさんって、いっつも忙しく走り回ってるじゃないですか。
   しかも、営業時間を超えてまでお客さんの無理に合わせて、
   いつもストレス抱えていて。この前も体調崩して、やっと復帰して。
   でも、復帰したら、また元通りの働き方をしていて、また、イライラ
   していて。で、今回の一時停止違反で捕まって・・・」
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
Aサン)「それは、その通りだけど・・・(いったい、何が言いたいネン?)」
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ボク)「今回の一件は、Aさん自身の思考が作り出した事件だってこと。
   『ちょっと、一旦止まろうよ!休憩してよ!また倒れるで!』って
   Aさんの中から出てきたメッセージだってこと、です」
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
Aサン)「なにそれ?自分の思考が作り出したって・・・」
   (アンタ、アタマ、ダイジョウブ カ?)

思考

ㅤㅤ


ㅤㅤㅤㅤ
***【3】***
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
それから、ぼくは、
Aさんの、
生れてから今までのことを、
改めて聞いてみました。
 
すると、Aさんは、
お父様に対して、
たくさんの「ムッツリ怒り」を抱えていました。
 
〇お父様は既に他界
〇Aさんは、その跡継ぎ社長(いわゆる2代目)
〇お父様の仕事がいい加減だったせいで、
 自分は今も迷惑を被っている。
 その尻ぬぐいをさせられている。
〇父のせいだ!父のせいだ!
〇なんで、自分は、こうも苦労をするんだ!!!
 
・・・って。
 
ちゃんとお仏壇にも手を合わせるし、
墓参りも欠かしたことのないAさん。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
表面上ではお父様を大切に思いつつ、
でも、心の中では「父を許せない自分」を
持ったまま、今まで生きてきたのでした。
 
そして・・・
〇父がテキトーだった分、自分はちゃんと仕事をする!
・・・という思いを抱くようになり、
それが逆に、負のパワーとなって、
仕事内容を選ばず、相手のワガママを聞き、
何よりも、一番大切な自分自身を無視して、
がむしゃらに働いてきたのでした。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
でも、そうでありながらも、Aさんは、
ちゃんとお父様に感謝もしていました。
「今の自分が仕事をできているのは、父のおかげだ」って。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
それは、とても良い心がけです。
「でも・・・」とぼくは言いました。
「それも大事だけど、一番大切なことを忘れているかもしれませんよ」と。

ぱずる



***【4】***

一番大切なこと。
それはね・・・
「今まで、さんざん我慢してきた、怒ってきた、
 自分の中の自分自身とちゃんと向き合ってあげること、なんですよ」
・・・とぼくは言いました。
 
Aさんは、ちょっとルーズだったお父様のようにはなるまい!と
一生懸命働いてきました。
自分の体も差し置いて。
でも、自分の中の「怒りの感情」に<フタ>をしてきて
いたんです。
分別のある人、大人な人、そんな人こそ、
<ムッツリ怒り>を溜めちゃうのです。
 
ぼくは、言いました。
「自分の中に、5歳児くらいのAさんがいると思ってみて下さい。
 小学校に上がる前の、幼稚園児くらいのイメージです。
 
 仮に<チビAちゃん>と名付けるとして、
 Aさんの前には、いま、チビAちゃんが立っているの。
 
 で、今まで散々、
 お父さんのことで我慢してきて、
 怒ってきて、しかも、そんな自分の気持ちを見てもらえなくて、
 とても悲しんでいるの。
 
 子どもって、放っておかれるのが一番ツライじゃないですか?
 だから、Aさんは、
 イメージとしては、
 実際に5歳の子どもに話しかけるように、
 しゃがんで目線を合わせて、
 チビAちゃんの頭をさすりながら、
 こう言ってあげて欲しいんです。
  〇つらかったね
  〇怒っていたんだね
  〇誰も、それに気づいてくれなかったんだね
  〇寂しかったね
  ・・・と。
 
すると、Aさんはこう言いました。
 
「そうすれば、自分は、変われるの?」
「いい方向に変わるの?」
と。
  
ぼくは言いました。
「変わろうとしなくてイイんです。
 変えなくてイイんです。
 自然と良い方向に変わっちゃうんですよ。
 自分の中のたまっていた感情、つまり、
 チビAちゃんに対して、さっき言ったみたいに向き合うだけで
 いいですよ」と。
  
そしてぼくは、Aさんの理解の補助になればと思い、ㅤㅤㅤ
〇潜在意識と顕在意識
〇思考が現実化する(自分の思考が世界を作っている)
・・・てな話をざくっとお話させて頂きました。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
一通り、話を聞いてくれたAさん。
でも、半信半疑な顔もしていました。
(それが普通の反応だと思いますw)
で、その日はお別れしたんです。



***【5】***
ㅤㅤㅤㅤㅤ
翌日。
Aさんから、メールが入っていました。
(なんやろう?昨日の質問かな?)
(おれ、ヤヤコシイ事、イイスギタかな?)
 
メールを開けて、驚きました。
次のようなことが書かれていました。


==================
昨日、帰ってから、
自分の中のチビちゃんに、
話しかけてみたんです。
5歳児くらいの子どもだと思って。
 
そしたら、いっぱい文句が出てきたし、
何よりも、そんな気持ちを今まで無視して、
ここまで生きていました。
 
自分は父の被害者だと思っていたけど、
実は、自分を一番キズつけていたのは、
自分自身だったかも、って気づいて。
 
昨日は、改めて、父のことを
思い出しながら寝たんです。
 
そしたら・・・今朝会社に出勤して、
メールチェックしたらびっくり!

メール



何か月も、連絡しても返事をくれなかった2件のお客さんから、
ほぼ同時刻に、メールの返事が入っていたんです!
 
お二方とも、全然面識がないので、時間を合わせてメールをしよっか?
なんてこともあり得ないし。
 
父が、自分に「やっかいかけて悪かったなぁ」と手助けをしてくれたのかもしれません。 
 
「父は自分にやっかいなお客を残して死んでいった!」と思っていたけど、
昨日の話を聞いて、自分の中のチビちゃんと向き合ったから、
何かが変わったのかもしれません。
 
自分自身、「昨日の今日」なので、とてもびっくりしています。
これが、思考が現実化するってことでしょうか・・・。
 
昨日、一時停止違反で捕まっていなかったら、
そして、竹岡さんの話を聞いていなかったら、
自分は、倒れるまで、そして、ストレスとイライラを
抱えたまま仕事をしていたと思います。
 
ちょっと立ち止まる。
ちょっとゆっくりする。
ちょっと自分と向き合う時間を作る。
 
自分の中のチビちゃんが、
一時停止違反をさせてまで、
自分にそれらを伝えたかったのかもしれません。

追伸
そのあとに行った客先でもオモシロイことが。
お菓子を出して下さったのですが、
「縁切りまんじゅう」って名前で(笑)
自分が被害者だと思っていた考え方、
もう要らないんだなぁと、
お饅頭からもメッセージが届きました笑笑
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***【6】***

メールを読み終えた僕は、
ちょっと興奮気味でした。
うれしくて。
お昼休みになるのを見計らって、
Aさんに電話をしました。
 
昨日とは打って変わった、
イキイキとした口調で、
改めてお話を聞かせてくれたAさん。
 
ぼくは、思い切って思考のお話を
Aさんにお伝えして良かったなぁと思いました。
 
お父様のことも、
被害者意識だと思っていた自分自身も、
わがままを言うお客様も、
すべてAさんの思考が作っている。
 
普通は、「自分は悪くない!お前が悪い!だからお前が変われ!」
と思ってしまうんです。
もしくは、「ハイハイ、ドーセ、ワタシガ 悪うございマスヨ・・・」って
やさぐれるんです(笑)
 
今回、Aさんは
「自分の中の潜在意識と向き合ってあげる」ことによって、
新しい現実を引き寄せたのでした。
(しかも、Aさんの反応、早すぎ!)
 
そう思えば、
一時停止違反だけじゃなく、
その一因をになっている「邪魔だったトラック」でさえ、
そして、焦る要因となった「直前の長電話の相手」でさえ、
まるで今回の映画の「キャスト」だったのかもしれません。
 
(となると、ぼくは、どの程度のキャストでしょうか・・・)
(一番最後にデッカクかな?笑笑笑)
(冗談です・・・)
  
★☆★☆★☆★☆★☆★☆
(あとがき)
今回、ご紹介した話は、すべて実話です。
氏名などはボカシておりますが、
すべて実際に起きた話です。
 
ここまで読んでくださったあなたは
どんな人でしょうか?
おそらく、僕と同じく、変な人です笑
<思考のしくみ>から言えば、
あなたの思考がこれをぼくに書かせている訳ですからね(笑)
 
ちょっと不思議で、ちょっと面白くないですか、
思考の世界って。
 
さ、ぼくが「思考の学校・基礎講座」の講師として、
みなさんに<楽しい思考の世界>を伝えできる日は、
いつになるのでしょうか?
昨年12月に協会様より「認定講師の資格」を与えて頂いたものの、
本業(税理士さん)にかまけて、
のんびりとしております(;^_^A
 
いつの日か、
できれば近いうちに、
焚き火を囲みながら、
お話させて頂きますよ。
  
乱文にも関わらず、
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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世界はわたしに優しいんやで!
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一般社団法人 思考の学校
認定講師 竹岡英二

焚火でコーヒー


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