机上書類ぐちゃぐちゃ

経理なんてサッパリ分からん!・・・建築業の社長の挑戦!~グチャグチャだった資料をスッキリ整理して、パソコン会計へ上手に移行できる秘訣~【サムライ式税務会計道場】

こんにちは。
サムライ式税務会計道場、税理士の竹岡です。
これからお話することは一切脚色のない完全「リアル」です。

建築業を営む40代社長。
若い頃は相当ヤンチャをしていたようで、経理・会計なんてサッパリ分からん!という方です。でも、「ゼロから形のある物が出来上がる建築業が好き」ということで会社を設立されました。

最初にお会いした時の状態は、会計処理の以前の問題。
書類がグチャグチャ!!!
これでは我々税理士であってもサっと内容が分かりません。

書類は立つようにするべし!
書類は美しくすべし!
タイムリーに処理をすべし!
・・・これが私の提唱する「サムライ式」のイロハのイ。
私は、まるで小5の子供に教えるかのように、基礎の基礎からご説明し、一から自分で取り組んでもらう事にしました。

そして2週間後の面談日。
膨大な書類はスッキリとし、かつ、大きく分けて3種類に分類されました

①ファイル
②ノート
③帳簿

①ファイル
 ●売上請求書
 ●仕入請求書(仕入・外注などの工事原価請求書)
 ●一般経費請求書
 ●賃金台帳
②ノート
 ●経費領収書の管理用。1か月1冊、見開き両面で1日、というルールで
  日付順に領収書を貼付。
 ●領収書がもらえない場合は、出金伝票で代用。
③帳簿
 ●現金出納帳
 ●普通預金出納帳
 ●売掛帳
 ●買掛帳

これが実際の写真です。
あのグチャグチャな書類がこんなにスッキリ整理されました。

社長は、自分自身の成果に、大喜び!
・自分がここまでできるなんて!
・数字が合う・合わないがすぐに分かる!
・書類がどこにあるかすぐに分かる!
私も社長の喜び以上に、社長の頑張りを大いに讃えました(^^♪

IT時代に何を古臭い方法をやってるんだ!
・・・そんなお声を頂戴しそうですが、実は違うんです!!!
ちゃーんと計算づくめで、レベルアッププログラムを進行しているんです。

多くの会社で見受けられるのは
★税理士事務所への丸投げによる弊害=自己の理解不足
★パソコン会計一辺倒による弊害=正しいかどうかすら分かっていない
・・・ということです。

そこで、私が実施する「サムライ式税務会計道場」では、
●会社(自分)自身の力で
●自社に似合った「会計キャッスル(お城)」を作る
というプログラムを実施しています。

少しだけ、このプログラムをご紹介しましょう。

▼1stステージではお城の基礎(土台)作り。
散乱する資料や書類をビューティフルに整理するノウハウをお教えしています。
整理・整頓=効率化の第1歩。
また精神安定上も美しい書類は気持ちが良いものです。
経理処理でつまづいている人の多くはこの段階です。
ホッタラカシ、ヤミクモ、テキトー・・・。
作り上げたい形の「全体像」が見えていないからこうなるんです。
もっと簡単に言えば、「この書類1枚が、次に何につながるか?」が
分かっていないから効率よく整理できないんです。
資料を勘定科目別に分類したがる人がいますが、それは会計の専門家じゃない限り、パニックになるだけですよ!

▼次の2ndステージではお城の1階づくり。
帳簿を作成するノウハウをお教えしています。
この段階では会計ソフトは登場しません。
「原始資料(請求書・領主所・通帳など)」と「会計ソフト」とをスムーズに【ツナゲル】こと。それが2ndステージの目的です。
会計ソフト入力の際に「この内容は何だったっけ?」と、資料を探しまくる事ってよくあるじゃないですか?そういう【探す時間】って結構ロスなんですよね。
ですから、この帳簿作りがミソなのです。
これ1冊がきちっと作れれば、会計ソフトへの入力が非常にスムーズになるんです。

このようにして・・・
会計処理なんてサッパリ分からない建築業の社長も、書類がスッキリ整理でき、帳簿が作成で、会計キャッスルの2ndステージまで到達できました。
しかも、これを習得するために社長が費やした時間は、
私との面談2回(3時間×2)。
ご指導開始から、この2ndステージ到達まで、たったの2週間!!!

ちゃんとした指導を受ければ、皆さん出来るようになるんです。
そして、ちゃんと土台作りから習えば、会計ソフトへの入力も非常に効率よくなり、かつ、入力データの内容も精度の高いものとなるんです。

これが、サムライ式会計道場の「会計キャッスル」です。
このあと、3rdステージでは会計ソフト入力。
そして最後の天守閣とも言える4thステージでは、会計帳票を読めるようになる・ポイントが分かるようになる、という内容になっています。

今日はここまで!



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