①The history of the English language

Brigit Viney 作 level4

英語の誕生から現在までの変遷について書かれた本。英語は長い歴史の中でラテン語やらギリシャ語やらいろんな言語から影響を受けて確立されていったんだよ、というのを細かい年代と共に学べる。修道士が英語の普及に大きな役割を果たしていた、とかOxford English Dictionary というとんでもなく細かい辞書を編纂した人は完成を見ずに亡くなってしまった、とかイギリスの地名に-tonが多いのは地形由来、とか小ネタがバンバン挟まれている。
ちなみに本とは関係ない場所で知ったのだがcambridgeはcam川にかかる橋という意味だそうだ。そのまんまやん。
一番感心したのは、フランス語(F)は上流階級で使われていてOld English(OE)は下流階級で使われていたという話。例えば、牛ならbeef(F)/cow(OE)、羊はmutton(F)/sheep(OE)、豚はpork(F)/pig(OE)と表される。これが、本文にはthe words for the meat on the table were French / the words for the animals were the Old English と説明されている。こんな風にエピソードを交えながら英単語を覚えると絶対忘れないんだろうな〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?