どうしようもない衝動で、どうしようもなから衝動(gmn5)
浅草に行きました。衝動でした。
ハチャメチャにグチャグチャ。いつも言われてるし言っていることをやり続けることも、やり続けているのに新鮮な気持ちになるのもすごいと思う。いつものアレね、とも思うし、こういうことも出来るのかって思う。上から降りてくるのめちゃくちゃ笑ったりゾンビのかおるさんもめちゃくちゃ怖いし。イカれたおばさんたち(敢えての表現)が楽しそうにケラケラ笑う様子に必死についてくおじさんとイケメンたち。やっぱりいいなぁ、楽しいなぁ、愛のままにわがままにだなぁ。今回は(といってもほんの片手出数えるくらいしか見た事ないけども)いつも以上にやりたいこと詰め込んだ悪ふざけのファンシーショップみたいな構成で、訳の分からないうちに物語が進んでいく。整合性みたいなのなんてない。衝動だから、壁を壊していく話だから。時系列もなにもかも。どうしようもないから。そんな支離滅裂で意味わからんちんちんな話なのに、最後の最後の一言でストンと、ズシンと女の心にのしかかる。どうしようもない衝動は突然の唐突なものに見えてずっと繋がっていたからという事実と現実にぎゅうって心が締め付けられる。
gmn5のお芝居は何となく自由席に座りたい前方でギュウギュウに座敷に座りして観るのがオツかなって思うのだけど、年々足腰に限界が来てたので今回は自由席なのに椅子席だったからもっと衝動的にたくあんを食べて。
【1006追記】
色んな人の感想眺めたりもあるけどジワジワとくる。
点と点が繋がる感じ。わたしは女だから女の抑圧に絡めて観てしまうけど、入江さんが主演なこともあって、人間の持つ抑圧は性差関係なく。今回でいうと、選ばれなければとか選ばなければというプレッシャーに対して、選んでも選ばれなくても、選ばなくても選ばれてもいいしっていう。浅草という観光地で浅草っぽいものをお土産にする必要ないし。最初に言ってたな。(悪魔みたいな顔したレオさん(役)が、キティちゃんのポーチをプリタさん(役)にあげて、それに真っ直ぐ喜んでお揃いにするために同じもの買うって流れが好きすぎた)
店主の悪夢みたいな妄想みたいないろんなことが渦巻くよね、人間の想像力。
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