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【統率者(EDH)】最初の福者、クラヴィレーニョver.20240129

はじめまして、くろと申します。普段は身内でゆるく統率者で遊んでおります。今回は私が最近構い続けている《最初の福者、クラヴィレーニョ》デッキ記事です。今週末にはカルロフ邸殺人事件(MKM)のプレリリースも控えており、現時点でのリストを残しておきたいと思い筆をとりました。読みづらい点などもあるかもしれませんが、どうぞ最後までお付き合いください。


統率者紹介《最初の福者、クラヴィレーニョ》

実は統率者デッキのパッケージ役

マナ総量3:軽いです。2回くらいのリキャストなら許容できそうです。
 パワー2:統率者ダメージでの勝利は難しいです。
肝心の能力は以下の通りです。


あなたが攻撃するたび攻撃していてデーモンでない吸血鬼1体を対象とする。それは他のタイプに加えてデーモンになる。それは「このクリーチャーが死亡したとき、カード1枚を引き、飛行を持つ白黒の4/3の吸血鬼・デーモン・クリーチャー・トークン1体をタップ状態で生成する。」を得る。


攻撃誘発であるため、そのままでは1ターンに1体しかデーモン化させることができません。そのうえ、デーモン化した吸血鬼を死亡させないことには盤面を強化出来ません。その一方、能力の対象とする吸血鬼はトークンでも構わないという点は地味ながら利点です。部族柄、吸血鬼・トークン生成する手段は豊富にあるので。

それらを踏まえ、デッキ構築方針は以下のようになりました。

  • デッキパワーレベルは 5-6 

  • 損をしない、アドバンテージを稼げるクリーチャーを採用する

  • 誘発やトークン生成を水増しする

  • サクリ台を用意して自発的に能力を扱えるようにする

  • 死亡誘発シナジーを活用する

デッキリスト

ピックアップカード

各種誘発追加

《うろつく玉座》≧《テイサ》>《ドリヴノッド》。複数の吸血鬼・デーモン・トークンと《テイサ》が並ぶと殴り合いでかなり安心できます。

トークン倍化

宝物・トークンもいける

《栄光のドミヌス、モンドラク》、破壊不能・カウンターを載せる能力で実はサクリ台としても機能します。トークンなら何でも増やせるので、死亡時に宝物・トークンを生成するカードと墓地回収が組み合わさると有限(無限)ループが形成できることがあります。

単体でつよいクリーチャー

《ヴィズコーパの血男爵》を最大出力で使うためにも、ライフ水準はなるべく高く保っておきたい。プロテクション(白)(黒)は除去耐性である反面、統率者の能力の対象に取れないので注意。《聖なる薄暮の騎士団》はこの色では貴重な速攻持ち。『賛美』は誘発型能力なので、《うろつく玉座》がいると打点がとんでもないことになることも。

《ディミーア家の護衛》

値段に反して、いぶし銀な活躍

自身が除去耐性のあるサクリ台であり、変成で使えばキーカードのほとんどにアクセス可能。晴れる屋価格50円、でもつよい。

キーカード 4マナに固まりすぎでは?

《偵察》

『警戒』付与よりもつよい

戦闘終了ステップに入ってから起動すればきちんとダメージ与えたうえでアンタップされるので、実質『警戒』として機能します。チャンプアタックになるような状況であっても、攻撃誘発能力だけ使って戦闘から逃がすことができるので、守勢になったときこそ輝く一枚ですね。

《ファイレクシアの塔》《高級市場》

貴重な土地枠でのサクリ台。《ファイレクシアの塔》はいくつかのクリーチャーと組み合わさると3マナランド以上の働きをすることも。

デッキの回し方

基本的に小さいアドバンテージを積み重ねることを意識して、ゲームを進めていきます。周りにやりあってもらいながら、少しずつ展開、デーモン化を進めていきましょう。インスタントタイミングでの介入手段は多くないですが、出来る時は白マナ立ててターンを渡しましょう。

勝ちパターン

■大量の吸血鬼・デーモン・トークンで襲撃

大量の飛行クリーチャーで襲い掛かろう

■墓地ループ

《誓いを立てた吸血鬼》+《ファイレクシアの供犠台》+《バントゥの碑》

一番わかりやすい

そのほかに《血魔道の集会》や《ファイレクシア流再利用》を介してループさせるパターンもあります。

有限と思ったら無限に入れることもある

この場合は、少なくとも4枚コンボ。ループ一回につき必要なコスト(回収分+生物)を超える組み合わせは結構あります。

《クラヴィレーニョ》的、MKM注目カード

《世慣れた見張り、デルニー》


MKMのトップレア(2024/1/30時点)

誘発を追加してくれるカードは何枚あっても困りません。全体強化前であれば、代替だいたい《うろつく玉座》。《うろつく玉座》と違って、吸血鬼以外にも反応するので、《よろめく怪異》や《強欲な掠め盗り》の死亡誘発も倍化してくれるところも地味にうれしい。このカードを採用するのであれば《鼓動の追跡者》や《敵意ある征服者》等も試してみたくなりますね。

殴ると全体ライフルーズ その1
殴ると全体ライフルーズ その2

《血管切り裂き魔》

すごくパワフルになった《血の芸術家》

6マナかつBBBというきつい色拘束も手伝って、かなりのカードパワー。
護法コストが3つ目の能力とかみ合っている点もGOOD。飛行持ちパワー6ということも手伝って、単体で結構ライフを詰めてくれそう。

《危険な欲》

使えれば爆アド

対戦相手が3人いる統率者戦の方が使いやすいカード(殴り先的な理由で)。使う際は、統率者の能力でデーモン化させた吸血鬼を追加コストに充てたいですね。次点は自身の死亡誘発でトークン生成できる生物たち。ダメージを与えていればいいので、自身で破壊不能を付与できる吸血鬼と組み合わせるのもありでしょうか?一応殴らずにダメージを与えられる吸血鬼もいるにはいるので、《デルニー》を採用する場合にはあわせて検討してみてもいいかもしれないですね。

黒はダメージじゃなくてライフルーズが多い

最後に

久しぶりに文章を起こすましたが、ブランクがあると中々に大変ですね。
とはいえ、楽しい時間ではありました。メジャーな統率者とは言えない《最初の福者、クラヴィレーニョ》デッキ記事ではありましたが、いかがだったでしょうか。読んでくださった方に少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。それでは次の記事でお会いしましょう。

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