AI歌声合成ソフトNEUTRINOの使い方~2020秋~ Finaleユーザー向け
Finaleユーザーは以下の手順でNEUTRINOを使えます。
1.Finaleで楽譜打ち込み
2.MusicXMLをエクスポート
3.NEUTRINO調声支援ツールで読み込んで合成
4.NEUTRINO調声支援ツールで調声
1.Finaleで楽譜打ち込み
NEUTRINOに歌わせたいメロディーラインを打ち込みましょう。
タイやブレス記号、調号などは使えますが、スラーやアクセント、「ー(伸ばし棒/メリスマ)」は使ってもあんまりいい音にならないので注意しましょう
2.MusicXMLをエクスポート
打ち込みができたら、MusicXMLを書き出しましょう。非圧縮のMusicXMLです。NEUTRINOはこれをベースに歌声を合成します。
3.NEUTRINO調声支援ツールで読み込んで合成
できたMusicXMLを調声支援ツールにドラッグアンドドロップして読み込ませます。
「メニューバー→NEUTRINO→NEUTRINO操作パネル→NEUTRINO→実行」で、歌声の合成が始まります。時間がかかるのでしばらく待ちましょう。
この段階ではまだ音声波形まで書き出してないので、今度は「メニューバー→NEUTRINO→NEUTRINO操作パネル→WORLD→実行」で音声波形を作りましょう。
Macユーザーは、NEUTRINO本体のバッチファイル(run.bat)をメモ帳で開いて「set BASENAME=MusicXMLのファイル名」に変更。保存してからrun.batをダブルクリックで実行しましょう。
時間がかかるのでしばらく待ちます。
4.NEUTRINO調声支援ツールで調声
この段階ですでにそこそこ歌えますが、もしタイミングやピッチをいじりたいなら調声支援ツール上で編集しましょう。使い方は見れば何となくわかるはず(丸投げ)。
左のエリアに「SCORE」「TIMING」「PITCH」「DYNAMICS」とありますが、修正する場合は上から順にいじりましょう。前の段階には戻れません。
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