突然SynthesizerV正式版がリリース

急ですが、12月24日にSynthesizerVの正式版ほかいろいろリリースされました。情報が錯綜しまくっているのでここでまとめてみます。

【公開されたもの】

今回は複数公開されたものがあります。

・SynthesizerV正式版
・中国語音源 "AiKO" (画像のみ)
・日本語男声音源 "ゲンブ"
・日本語女声音源 "闇音レンリ" 正式版

多いな。

【SynthesizerV正式版】

正式版は無料でも使えるソフトウェアになりました。ちなみに、前はZIPを展開するともう使えるソフトでしたが、今回はSetup.exeでインストールする形式になりました。

今のところWindowsのみの対応ですが、LinuxやMac用もComingSoonらしいです。

SynthV TP版から以下の機能が増えました。

・複数トラックに対応
・ピッチカーブの直接手描きに対応
・単語登録に対応
・読み込み可能ファイルの拡充
・グロウル実装
・DAW連携

複数トラックに対応して和音を鳴らせるようになったのと、ピッチカーブをCeVIOやSharpkeyのように直接手描きできるようになりました。VOCALOIDのようなピッチコントロールが苦手な人には良い。逆にCeVIO式のピッチコントロールが苦手な人は従来通りVOCALOID式の入力も可能。

あと、なぜか単語登録に対応したようです。VOICEROIDやCeVIOではよく見る単語登録ですね。漢字ほかいろんな単語をどう読むかという設定ができます。TALKするときに漢字をそのまま打ち込める。使い方はあなた次第というやつ。

そして、シーケンスの読み込みに対応するファイルが盛大に増えました。これは後々チェックしますが、とりあえずこれまで通りのMIDIとUSTに加え

VSQX / VPR / CCS / SK

に対応。VOCALOID / CeVIO / Sharpkeyのシーケンスデータですね。特にVSQXは結構細かく設定できる。

【DAW連携】

PiaproStudioのようにというよりは、VOCALOID3をありぱぱさんのVSTでReWireさせたような感じでDAW連携できるらしい。これも細かいところは後々調査して記事書きます。とりあえず、DAW連携があるというところだけ押さえておけばOK。

【新音源】
音源配布が2件あります。ビジュアルは公式HPでご覧ください。

一つは日本語男声の "ゲンブ"
ソシャゲ感あるビジュアル。

もう一つは日本語女声の "闇音レンリ" 正式版です。
今まで出ていた評価版から少し修正して正式版となったようです。

中国語女声音源のAiKOはビジュアルのみ公開です。

【ライセンスの購入方法】※現在準備中

さて、無料でも使えますがSynthesizerV正式版は8000円で買うこともできます。まだ準備中らしいので支払い方法など細かいことはわからないですが。
「払わなくても全機能使えるけど良かったら払ってね」方式。

似たようなライセンスの付け方をしているREAPERよろしく、評価版は起動時に10秒待たされます。10秒待つのを解消するのに8000円を払うか寄付として8000円払うかですね。

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