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結婚式×写真館

写真のことなら、撮影でも撮影じゃなくても何でも引き受ける僕ですが、あまり積極的ではないジャンルがあります。

それは「ウェディングフォト」。

どうして積極的じゃないかを話すと長くなるので、簡単にまとめると、

・多くの結婚式場で「お抱えのカメラマン or 撮影会社」がすでにいる
・短い時間での撮影になるので、個人よりも複数カメラマンがいた方がいい
・式場と綿密に調整をしないと自由度が落ちる

などなどです。
ようするに、僕がわざわざ割って入って写真を撮らせてもらう意味ってあるの?
と(面倒な性格をしている)僕は思ってしまうのです…。

そう考えている僕に、大学の友人(女性)から、「結婚写真を撮ってほしい」という依頼がきました。
この友人は、僕が写真の仕事をやる!と決めた時、そして写真の仕事を続けている時にも、いろいろと協力してもらった人だったので、やるっきゃない!!と引き受けることにしました。

友人からのオーダーは、「好きに撮っちゃって!」というざっくばらんな感じ。
それと、友人の旦那さまがアメリカの方で、且つすでに2人ともアメリカ在住で、結婚式のために日本に一時帰国(と入国)するという力のいれよう。

さてどうしたものか…と考えた時に、結婚式って、ご両家の家族や恩人・友人が集まる貴重なひと時だから、写真館で撮影する家族写真のように、みんなでギュッと寄り添って写真が撮れたら思い出に残るのでは?と考え、実行しました。

式場の壁に白い背景紙を張り、ストロボを用意して撮影しました。
新郎新婦が一緒に写りたい人たちと、新郎新婦と一緒に撮りたい人たちと。

時間がなく、1組あたり1シャッターしか切れなかったのですが、友人の旦那さまが一番喜んでくれたのがとっても嬉しかったな〜。

押忍っ。

追伸

そして、こういう提案ができたのも、鈴木心写真館でスタッフをさせていただいていたおかげです…。

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