「黒騎士と白の魔王」で遊んでみた感想
いつも遊んでいる「けものフレンズ3」がタイアップキャンペーンを実施すると言うことで、あまり他のソシャゲをやったことがないわたしが「黒騎士と白の魔王」をプレイしてみた感想を書き綴ったものです。
わたしは「けものフレンズ3」のシナリオの大ファンなので、タイアップで初めてくれた黒騎士ユーザーさんがけもフレ3のシナリオはスキップしてミッションだけクリアして去って行く…と考えると寂しくて残念だったので、わたしも黒騎士と向き合ってみよう、と思ったのでした。
メインクエストを10章18-3までクリアして、ストーリーを10章17まで追いかけました。現時点で公開されているメインシナリオはおそらくここまで。まずはネタバレを含まないシステムについての感想など。
・アバターの自由度が高い。顔パーツや髪型、髪色など選べる上に、声帯も選べる!女児向けの筐体ゲームみたい!すごい!
・ガチャ石250で10連させてくれてSSRキャラの排出率が12.8%…!激渋排出のけもフレ勢からすると信じられない。始めたてでもいっぱい高レアリティキャラが出てくれてリセマラの必要もなし。石もシナリオ進めていけば結構ざくざく掘れる。
・ガチャで排出したかわいいキャラ、戦闘中は「技」としての取り扱いなのであまり姿を見れない。顔アイコンと技名が常に表示されている程度。召喚枠で出せる子は台詞言ってくれたりする。デッキに入れていればホーム画面では眺めることができる。
・けものフレンズでは隊長は表だって戦闘することなく、ガチャで招待したフレンズが画面上で活躍するので逆だなあと感じるなどした。せっかくならガチャで排出した子が画面上で活躍してくれた方がうれしい。
・マイタウンのバザーで人が出品しているものがなんでも買える。ものの価値が分からないので金額ばらばらで買い物難しく感じたけど、お金たくさんもらえるクエストも結構あってお金には困らなかった。キャラやジョブを強化するときに、けもフレみたいにお金がかからないのもいい。けもフレは序盤キャラ育てるだけですぐ金欠隊長になる。
・けもフレ3は助っ人を借りるスタイルだけど、黒騎士はリアルタイムにマッチングして一緒に戦うシステム。始めたてでよわよわデッキなので上級者さんに助けてもらえるのはありがたいけど、自分のミスや下手くそ操作で相手に迷惑がかかると思うと心が痛い。ヒーラー職を選んだのもあり、人が死ぬと特に不甲斐なくて申し訳ない気持ちに。
・知らない人と一緒に戦うので、コミュニケーションツールが豊富。リアルタイムで送信できるスタンプやメッセージ欄があって、それを使うことがコンプリートクリアの条件になっていたりもする降臨クエストなんかは協力プレイが前提って感じ。
・タイアップのおかげでジャパリパーク出身の隊長さんらしき人たちといっぱい協力できたので、それはちょっと楽しかった。
わたし、オンラインゲーム向いてないな…というのが全体の感想。続けてストーリーについて。ここからはメインシナリオのネタバレを含むので、これからプレイする予定がある方はご注意ください。
・1章で異世界の救世主として召喚された「わたし」。竜人族の生き残りセオと、封印の巫女セシリアの妹アリアが目的を説明してくれながら共に旅を始める。彼らの旅の目的は、真の竜人の力を手に入れ、白の魔王を討伐し、この国を救うこと。そして行方不明のセシリアお姉様を探すこと。
・途中で出会った姉弟ルル、ウィルと共に旅を続ける。彼らの目的は故郷を救うこと。世界樹が枯れ、干ばつと飢饉が広がるアーラ帝国。世界樹を再び蘇らせる鍵となる(かもしれない)レフコス王国の聖光石の秘密を探るために旅をしている。
▲2章ルル「私が敵に先手を打つ!ウィルがバリアで防ぐ!セオがとどめを刺す!アリアが皆を癒やす!私たちって最高の仲間だね!」(え…救世主の存在は…?)←ここら辺から救世主の存在はもはや空気。
▲3章オリヴィア大司教(アリアの母)「アリア、セオ、ルル、ウィル。あなた達の無事を祈っています」←完全に空気。
・白の魔王ゼロスは、元はレフコス王国の国王。国民から敬愛された名君だった。今は人外となり魔物を操って人々を襲わせ、聖光石を集めている。膨大な量の聖光石があれば、封印の巫女を捧げなくても魔獄の門を封じることができるらしい。とにかくセシリアを救うことしか考えていない。
・黒騎士グラムスは、元はレフコス王国の近衛騎士。ゼロス王の信頼も厚く、身寄りのいないセオの兄のような存在でもあった。白の魔王と同じく人外となり、白の魔王が人々を犠牲にするのを止めることを目的としている。
・四天王シュッド(かませ犬、ルーガルの実験台にされ不憫男)、リリィ(ゼロスに思いを寄せつつも、セシリアを長い苦しみから救い出すという同じ目的のためにゼロス側についている侍女)、アドニス(ゼロスに忠誠を誓い続ける守護騎士おじさん)、ルーガル(ゼロスやセシリアのことなどどうでも良く、自分の願いである人外化を叶えるために聖光石を集める外道おじさん)。王家のレガリアのレプリカでも人外化できるらしい。
・封印の巫女セシリアは、ゼロス王の婚約者。魔界と現世をつなぐ魔獄の門を封印するため、死ぬよりもつらい絶望の中で今も生きているらしい。レフコス王国はこれまで何人もの封印の巫女を犠牲にし、成人の儀の際に発生する聖光石を利用して発展を遂げてきた。
▲…というのが全貌で、白の魔王サイドはセシリアを救うために動いていて、黒騎士サイドは白の魔王を止めるために動いているのだけど、最終的にはゼロスが自分の身と引き換えに魔獄の門からセシリアを取り戻して幕引き…という全世界を巻き込んだ純愛ラブストーリーだった…
▲セオたちは魔獄の門の奥へ行き、白の魔王を連れ戻すぞー!っていうところで続きがないんだけど、これはもう続かないのか…?救世主とは一体何だったのか…??
旅の道中、ウィルがこれでもかこれでもかと死亡フラグを立ててくるのであ~~~やめて~~~~メインキャラ死ぬのやめて~~~~と思いながら読み進めていたけど、やっぱり離脱してしまって、残されたルルが可哀相すぎた…これに関してはシナリオライターさんを恨むわ…
ストーリーはフルボイスだし、声優さんは豪華だしムービーも力が入っててかなり贅沢な作りだった。あとセシリアの声優さんが能登麻美子さんだった…(大事なことなので)
それではそろそろジャパリパークに帰ります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!