History of Your IDOL #BTS前編

Mnetさんが今月いろいろとBTS関連の番組をたくさん放送してくれているので流石に登録してるんですが、もうやばい。情報過多。いつか振り返りたくなった時にどこに何が含まれていたか分からなくなりそうなので、備忘録として残していこうと思います。本当にくそ新規が思うがままにバーっと書いているので、配慮が足らない内容、誤認識等あるかもしれません。ご指摘いただくか、そっとこのページを閉じていただけると幸いです。


ということで、今回は表題にもある通り

『History of Your IDOL #1 BTS①』

について。

『History of Your IDOL』

Mnet Japanのオリジナル番組のようですね。#1とあるから、BTSが初回OAなのかな。私は2020年6月2日のセレクト放送で初めて観ました。

MC:怪盗シクシク兄弟(キム・ウォンシク&ユン・ジュンシク(Apeace))

アイドルグループの子みたいですね(存じ上げなくて申し訳ない)



What’s BTS? 3point


その1『防弾少年団の意味』

2013年、7人組ヒップホップグループとしてデビュー。

『10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め自身たちの音楽を守りぬく』

NA「彼らの歌う歌詞には、若者の苦悩や社会問題への意識が反映されている」

こういう若い頃の彼らの映像を見ると、この頃から応援していたかったという新規あるあるの感情に苛まれるし、本当に彼ら自身が見た目からしてとても『若く』私みたいなおばさんは推すべきではないのかとふと悩むんだけど、コンセプトに『20代』とあるのを見ると、少しホッとする。


その2『シンクロダンス』

BTSを語る上で外せない説明が「シンクロダンス」らしい。そうなのか知らんかった。当時OAの番組NAでは「シンクロダンスで話題となった『DNA』の再生回数は8億8千万回以上」とあるが、そういえば数日前に10億に達したんじゃないっけ。すごいな。


その3『記録尽くしの歴史的快挙』

3部門でギネス更新て。まじか。なんかアジア圏の歴史塗り替えたんだよね、ぐらいの認識しかなかったけどギネス認定されとんのね。本当にすごいな。私はMV見てその後呑気に『RUN BTS』のまとめ動画みたいなの見て、普段の彼らの表情にズブズブ沼入りしちゃったもんで、こういう「記録的に凄いところ」を完全に認識できてないのよな。すごいな。そういえば、私は彼らの輝かしい栄光を見聞きする度に彼らの親御さんの気持ちに想いを馳せてしまって、なんて最高な息子たちなんだろうと、心がホロリとします。私もそんな娘になりたかったもんだ。

さっきから、私的感情多いな。まぁ、noteだもんな。


ここでシクシク兄弟のトーク

Q.BTSがデビューした時の印象はどうでしたか?

ウォンシク「最初の頃の印象は、強かった。めっちゃヒップホップ。昔のBIG BANGさんみたいな」

私はK-POPへの関心をほぼほぼ持たないまま、25歳を迎えていたが、流石にBIG BANGの存在は知っていた。何故だが知らないが『GARAGARA GO!!』だけは知っていて、よく口づさんでいたなぁ、なんでだろう。

ウォンシクさんの「BIG BANG」発言から、映像は2013年7月OAの「M COUNTDOWNバックステージ」へ。


Q.大勢の先輩と一緒に出ているけど、会ってみたいアーティストは誰?

ジン「BIG BANGの皆さんに会ってみたいです。もし会えたらメンバーたちの反応は硬直すると思います。」


若い。若いな、ヴィジュアル。新規あるあるの『初期から知っておきたかった!』の感情には苛まれるけど、この頃彼らに出逢えてたとして、応援していたか?と聞かれると、うーん。なかなか難しい、見た目がちょっと怖い。だから、まぁ今好きになったのも太古からのDNAだと勝手に都合よく解釈するんだけど、ね。


ここで、シクシク兄弟の「好きなメンバーは?」の話へ。

ジュンシク「僕はラップモンスターさんが好きです、RMさん。何故僕がRMさんを好きか知っていますか?韓国の番組で"問題的男(能セク時代)"があったんですけど、脳がセクシー(頭の回転が早い)でした。」

ジュンシク!同担!この話のおかげで2015年2月OAの「能セク時代」の映像が出てくるんだけど、まじでなむちゃんのお化粧薄めでヘアセットもされまくってないナチュラルなカッコよさが炸裂してて本当に、本当にありがとうございます。

ところでうまく画像が貼れないんだけどなんで。まぁ画面のスクショ貼っていいのか分からんし、いっか。(不服)


この記事を見直した私へ、7分あたりです。なむちゃんかっこいいから見直してください。


ウォンシク「僕は2人います。VさんとJIMINさん。JIMINさんが何故好きかというと、一重で流し目がすごくセクシー、男なのに夢に出ちゃいそう。Vさんは、声がセクシー」

このきっかけで、てっての映像が流れるんだけど、そのコメントが「4番目の指は空けておいて、僕がプロポーズするから」ですって。はー。てってペンにはたまらんでしょうね。こんなセリフ、死ぬまでに、イケメンからと欲張らずとも、誰にも言われないんだろうな。


ウォンシク「BTSはスタイリッシュだから、ファンに限らず女の子も男の子も真似をする、例えばピアス。左右それぞれ違うものをする、とか」

以前何かの記事で、「BIG BANGのスタイルは新種のスタイルで、BIG BANGがファッションアイコンとなって、それを真似する人が多くいた」なんて見かけたけど、今となってはBTSがそうなんですよね。憧れた立場になるってどういうことだろう。彼らとは雲泥の差と言え、私も憧れていた職種に就いて、簡単に言えば昔の私が憧れていた人になっているわけだけど、それが日常のベースになっちゃって、無い物ねだりをしてしまうから、人間にとって満足する日々なんて訪れんのかもしれんな。まぁでもそんな感情のおかげで頑張れるかもしれんし、彼らにとっても満ち足りた日が、訪れないといいな。ってこういうことを言葉で説明すると難しいんだけど、うーん。無い物ねだりの方が人は輝けるのかなと、最近ふと思います。



曲で振り返る BTS ヒストリー(前編 2013→2016)

私へ、8分あたりです。


2013 デビュー

2013年6月OA『No More Dream』

この時から、客席からARMYの掛け声が聞こえる。すごい。韓国のデビューがどれだけ華々しく告知されるものなのか分からないけど、きっと同時期にもいろんなグループがいて、輝く少年たちがたくさんいるだろうから、デビューしたての彼らに惹かれ、応援してる、なんて。なんて素敵なんだ。

今聴いても好きな曲だから、曲自体は好きなんだけど、(というか和訳されて見た歌詞が好き)、やっぱパフォーマンス見てると漠然とちょっと怖いなって感じちゃうから、あの頃見てても好きにはなってないかもなぁ(何回言うねんそれ)。でもまた私的感情を落とすと、私はデビュー前からKAT-TUNが好きで、あの「治安の悪い感じ」がめちゃくちゃに好きだから韓国で若き青春を謳歌してたら好きだったかもなぁ。どうだろう。

「皆さんこんにちは!防弾少年団です!」

新人の初々しい姿として、彼らのカメラ前挨拶の様子が収められていたけど、今よりあのピストルを撃つ振りがしっかりしてていいね、本当に撃ってるみたい。下を向けるのはやっぱり人に向けて撃ってはいけないからなのかな。

ここでてっての取材映像も流れるんだけど、めっちゃ初々しくて可愛い。私へ、いつかてってペンと遊んだ際にはこの映像を見せましょう。その子はもう見てるかもしれないけど。


2013年9月OA『N.O』

NA「SF世界の無表情の学生たち、彼らは未来のことを考える暇もなく、ただ勉強ばかりさせられている存在」

上記はMVの解説でのナレーションだけど、私の学生時代はむしろ「あなたの夢はなんですか?」と聞かれることが多くて、よくニュースで取り上げられる話題としても、「学生の悩みは夢や目標が何か分からないこと」だった気がする。お国柄と言っていいのか、私は国際社会について詳しく学んだことはないのだけど、韓国は格差社会が激しくて、とにかく大成しないと生きづらい、とか聞いたような聞かなかったような。日本は、自由に夢を見ることを良しとしてる気がするけど、韓国は自由に空に絵を描くことよりも、順位を上げることが最優先とされる世界なのかな、とふと思いました。私はいつか子どもができたら自由に絵を描かせたいな。

にしても、若い彼らがそれをテーマに表現し、若者の言葉として世界に提示できることはすごいこと、だよなぁ。それが当たり前だと疑わない社会に生きて、「おかしくないか?」と思うことは、かなり難しいことだと思うし。


2014

4つの新人賞を獲得。その後、語っていた今後の抱負は?

RM『今年は防弾少年団がしっかり定着して、防弾少年団という名を聞くとステージを見て曲を聴きたい、そう言われるようなグループになりたいと思います。それが最高ですね。』

私は初めて「BTS」を意識の中でしっかりと認識した後、その翌日には「生で観たい」という感情に突き動かされ、FCにもそそくさと加入したんだけど、このなむちゃんの言葉を聞いて、まさにそうなってるのかもしれんなと。ふとMVを観て、その時は数本だったのに、(この人たちの他のMVも観たい、ステージではどんなパフォーマンスをするんだろう)という心の高まりが、どうしても抑えられなかった。有言実行。まさに。

この後、アナウンサーらしき声で『必ずそうなると思います』と入るんだけど、彼女の声がとても優しく頼もしく、心から言ってるんだろうなと感じて心強かったし、彼らの表情がまた、なんとも、よかったです。


2014年2月『Boy In Luv』

ウォンシクさんがこの曲のかっこよさを語る。確かに。日本でも最近、男性アイドルに憧れを抱き、それを明確に言葉にする男性アイドルが増えてきたなぁと思うけど、私は偏屈だから、例えば私が男性アイドルとしてあの場に生きていたらライバル視が半端ないだろうし(別格の地位にいるとしても)、素直に相手の魅力的なところを「凄い」と言えることは素敵なことだと思います。

この後、2014年4月OAの「M COUNTDOWN バックステージ」映像へ。グクちゃんに「キュートバージョンで踊って!」というお題が飛んでくるという内容なんだけど、恥ずかしがり後ろに下がるグクさんに、「やれないと次回呼ばれないよ!」と言いながらも背中を押すシュガさんとなむちゃん、カウントを取ってあげるホビさん、ニコニコ盛り上げるジミンさんジンさん、抱きしめて「ジョングクはこういうのが苦手なのにクリアしました!誇りに思うよ」と口にするテテさん。本当に素敵なお兄ちゃんたちに囲まれて大きくなったのねぇ。(ほろり)


2014年6月 日本デビュー

ここで当時の映像流れるんだけど、屋外ショッピングモールみたいな広場に、もう大量にイルアミが!え、当時からこんなに人気あったんですね、皆さんはどうやって彼らを知ったんですか。

とはいえ、私は昔養成所のようなところで表舞台に立つことを志していた過去があるんですが、当時同じクラスでレッスンを受けていた子が『防弾少年団好きなんです』と話していたな、と。K-POPに全く関心がなかった私は「あー聞いたことはあるかも。変わった名前だよね」と聞き流していたし、彼らを見たところで「同じ顔にしか見えんな」と思っていた気がするので、ハマる時にはそれぞれベストなタイミングがあるってことですね。(と言ってもやっぱり知っておきたかった)


2014年6月『NO MORE DREAM -Japanese Ver.-』

やっぱりまだ私は韓国に行ったこともなければ、K-POPの風潮に慣れ親しんでもないので、外国に生まれ、私の知らない言葉を使い、本国であんなにも愛され、世界でもあんなに愛されている彼らが、私の住む国の言語を学び理解し、親しみやすい言葉に置き変えられた歌詞で歌ってくれているのが心底不思議でたまらないし、有り難くてたまらないです。英語と違って、覚えれば色んな国で使えるわけでもない「日本語」で歌ってくれるなんて。日本に生まれてよかったー!


この後、2014年7月ON「M-Time」の「Kstars Wonderland meets 防弾少年団」というイベント?か何かの映像が流れるんですが、ちょっと、可愛すぎるので、えっと、うん。すごく一生懸命してるから笑っちゃいけないし、真剣に観たいんだけど、ね。恋愛ソーシャルゲームのイベント映像のようです。

グク「これからもずっと一緒にいたい。もっともっと、たくさん笑って、たくさん泣いちゃう君を見ていたい。だからこれからも僕の、僕のそばにいてくれたら、嬉しい」

なんて台詞やねん。あまーい!ってか。あと、このダイジェストみたいなとこで不良と戦う(?)アクションをする、なむちゃんの映像が一瞬流れるんですが、そこも見せてくださいよぅ!


Q.日本でやりたいことは?

ジン「絶対やりたいと思ってるのは、おいしいものを食べることと、大好きな服を買うことです。できれば原宿に行って、自由にショッピングを楽しみたいです。」

彼らの好きな日本食ってなんなんだろう。以前、原宿みたいなところにいるジンさんとなむちゃんの写真を見たけど、無事実行できたのかな。日本にもファンはたくさんいるし、難しいことだろうけど、私は日本が好きなので、いろんな日本を見てほしいですね。


2015

2015年4月『I NEED U』

彼らのターニングポイントと紹介されていた、2015年。それまでの学校3部作を終え、『花様年華』の時代に突入する年ですよね。ここで、素敵なナレーションが。

NA「メンバーの成長に合わせ、等身大の青春の美しさや不安を歌うシリーズに突入」

このターニングポイントのキーとして紹介されていたのが、『イメージチェンジ』『自身初の1位を獲得』。前者は前述した花様年華シリーズに突入した件に関してなんですが、後者は『I NEED U』で獲得したランキング1位に関して。

NA「K-POP界で決して早いとは言えない栄光。だが、これが前人未到のBTS伝説の第一歩だった」

これまた素敵なナレーションやな、ディレクターさんどなたですか。その後、2015年5月OA「M COUNTDOWN バックステージ」映像へ。とにかくみんなの表情が眩しくて、それこそパフォーマンス映像の際に聞こえるARMYの声も大きいわけですよ。初期のアミたちと手に入れた栄光の姿。とても眩しくて、少し羨ましいです。

RM『デビュー2年目にしてM COUNTDOWN初1位を獲りました。横で先輩たちをずっと見てきました。主人公でもなんでもないのに、このような1位を獲れて。』

SUGA『ありがとうございます!ファンがくれた賞だと思ってこれからも頑張ります!』

このあとはクオズのポッポ合戦。本当にみんな嬉しそう。当たり前か。私は新規ながら、なむちゃんのことが大好きなんだけど、好きな理由のひとつが「主人公でもなんでもないのに」とか言っちゃうところで。君は明らかに主人公なのに、そんな栄光を手に入れたら、あの喜び絶頂の中、流石に驕ってしまうのが人間なんじゃないかと思うのに、そんなこと言わないし、言ったとしてもちゃんと心の中に「そんなことないんだよ」って言うもうひとりの君がいるようで。驕ってほしいとも、驕らないでほしいとも思わないけど、そうやって漏れ出る君の感覚がとても好きだなぁと感じています。もちろん、おっきな声で驕ってもらいたいし、時にはそんな声を聞いていたいけどね。私の欲求の押し付けではありませんように。


2015年11月『RUN』

1位獲った以降の垢抜け方凄いな。


2016

2016年5月『FIRE』

花様年華の終わりを告げる曲として紹介。サムネイル、ユンギさんなんだね。頭と終わりの「불타오르네」「용서해줄게」最高ですよね。と思ったら、なむさんの頭がひょっこりしてて笑っちゃった。

ウォンシク「コンセプトが凄いと思います。この時期、繋がってるMVや音楽を作るイメージがあまりなかった。」

ジュンシク「繋がっても1つのアルバムの中だけとか」

ウォンシク「BTSの成長期というか」

ちょ、シクシク兄弟!知らんとか言ってごめんね、めっちゃ良いこと言うやん!アミボムの発生期とかを詳しく調べたことがないのでちょっと認識がアレなのかもしれませんが、「FIRE」のパフォーマンス映像でかなりコールも聞こえるし、アミボムもたくさん見えて、デビューからの流れをこうやってザーッと見るだけでも感慨深いですね。『BTS!BTS!』の声がとても心強い。そんな声が響き渡る中でパフォーマンスをするのは、彼らにとってとても幸せな空間なんだろうな。(ここでふとコロナが蔓延する世界情勢を振り返り、「ON」のカムバで『ファンの皆さんの前でパフォーマンスができないことが悲しい』と口にしていた彼らの表情を思い出す)



BTSの素顔が見れる秘蔵映像コーナー


ここで紹介されていたのが、2017年5月OAの「新ヤンナムジャSHOW」と2014年7月OAの「4つのショー〈サガジショー〉」。前者に関しては、Mnetさまのおかげでフルで見れたので割愛し別の記事にまとめるとして、後者「サガジショー」の方のみ記載しようかと。紹介アバンで『RAPMONSTER』と出るし、確実になむちゃん特集番組のようですね。み、み、観たい。Mnetさんにセレクト放送依頼を、出さねば……。(見返したけど、以降、文字起こしと論理の飛躍だらけ)


4つのショー〈サガジショー〉 

番組内使用のため、抜粋した編集済みだと思われます。(完パケが観たい)


SUGA『すごく有名だったんです。』

シュプリームボーイ『ナムジュンのラップはいつも安心して聴いていられるというか。アイドルだから認めないというのは理解できません。』

パンPD『きっかけはラップモンスターでした、他の理由はありません。彼のラップを聴いた瞬間、"デビューさせるべきだ"と思いました。それで会って早速契約しました。きっかけは、ラップモンスターでした。』


私が彼らを見る時、彼らについて言葉にしたくなる時、『アイドル』と表現していいのか分からなくなることが幾度となくあって。きっと私は「アイドルとはキラキラ眩しく爽やかで人々をただひたすらにときめかせるものだ」と"偏見"を抱いているせいなのかもしれない。

ここで、そもそも『アイドル』ってなんなんだろうとふと感じ、手軽にネット検索したところ引っかかったある言葉が、とても気になった。

「アイドルは、一般的には、人々の憧れの対象となっている人物のことである。あるいは、「歌って踊る女の子グループ」という、一種の芸能ジャンルである。一般的にいう「アイドル」は、典型的には、容姿が美しく、歌唱や踊りに秀で、まだ年若い(可愛げ・あどけなさ・純真さを感じさせるような)歌手や俳優を称える意味合いのニュアンスで用いられる。加えて、「ファンの多くが異性であり恋に近い心情を抱きつつ熱狂的に応援する」というイメージを伴って思い描かれる点で、いわゆる「人気者」とはニュアンスを異にする。昨今の日本の芸能界では、「アイドル」という言葉は芸能活動の形態、ジャンル、職種あるいはビジネスモデルを指すような意味合いが増していると言い得る。アイドルは歌や踊りや演技が今ひとつの出来だったとしても許される。それはアイドルその人が歌手や排臭ではなくアイドルとして活動しているから、というわけである。

上記は、Weblio辞書「アイドル」項からの引用であり、Weblio辞書がどのような人の手によって生み出せれたのか私は調べていないので、この言葉には一部の人の偏見が刻まれているのかもしれない。でも、確かに、日本には「歌や踊りが今ひとつの出来でも、その他の面でカバーされていれば許される」に等しいアイドルがいるかもしれない。(かなり失礼な発言をお詫び致します。)

その先入観は私の中にも少なからずあって、だからこそ彼らを「アイドル」と呼びたくない、と思ってしまうのかもしれない。

私は新規ながら、パンPDさんのことをとても尊敬しているし、彼の考えに触れてみたいなと、頭をもくもくとさせる時がある。その中で、パンPDがなむちゃんの才能に触れてBTSを作ろうと思ったとしたら、なぜそのカテゴライズが『アイドル』だったんだろうと思うことが時々あって。例えば、『アーティスト』。そんなカテゴライズでも良かったんじゃないか。アイドルに当てはめるような才能か?そこで出てくる反感やギャップ、きっと彼ほど思慮深い人なら予測できただろうと。


RM『ただ自分の音楽をする、それだけです。僕の気持ちを音楽にしてみんなに聴かせること。』


"聴いていて恥ずかしい" "ヒップホップではない" "劣等感にあふれている" "ヒップホップとしては価値のないアルバム"

上記はおそらく、ネット上に書かれた言葉だと思います。他のテロップもあったけど、うまく認識できなかった。彼らは昔から色んな言葉を投げつけられてきたというのは聞いたことがあるけど、自分が懸命に走る道にこんな言葉が書き殴られていたら、どれほどまで心をえぐられるのだろう。


J-HOPE『僕はまずそのような言葉を聞いて、ラップモンスターが心配になったんです。何でも深く考えるので…』

RM『ヒップホップを愛する人なら、酷評をするのも理解できますが、偏見もあると思います。僕たちのヒストリーを知っていたら、あそこまで書かないと思います。』


RM『"自分の音楽でもないし""事務所の操り人形が歌手だと?""アーティスト?もうデビューさせるな"』

きっと彼が目にし、耳にしてきた言葉だろうし、それを口にする彼の表情が険しく、見ていても苦しいものでした。


RM『"アイドル…"、最初は絶望的で、いや…途方に暮れて、毎日何百回も考えました。"どうすれば僕が持っている能力を、みんなに証明できるか"と。僕が防弾少年団に入った理由は、ただ自分の声を多くの人に聴かせたかっただけです。防弾少年団ほどヒップホップを強調するアイドルはいないと思います。だから、攻撃されるんです。ヒップホップマニアや以前一緒に音楽をしてた人まで。"お前は変わった" "昔はそんな音楽やってなかっただろ?"と。』


Q.アイドルは操り人形?

RM『考え次第だと思います。みんな目に見えないものは見ようとしませんからね。おそらくアイドルに関心があって理解しようとする人なら、"操り人形"という表現は使わないと思います。』

외눈박이에겐 아이돌의 진실이 보이지 않는다        by.김남준



私自身、「アイドル」をカテゴリーと認識して、一色単に考えてしまっていたのかもしれない。パンPDにとっても、なむちゃんにとっても、他のメンバーにとっても、「アイドル」は彼らを表現するための手段であって、そこにハマる必要なんてない。彼らは、「防弾少年団」であり「BTS」であり「彼ら自身」でもある。もちろん、全世界で「アイドル」としてカテゴライズされる人々も、そんなことを言い出したら、「芸能人」「一般人」「学生」「社会人」「男性」「女性」「国籍」「人種」。結局は個々人それぞれが人であり、何かにカテゴライズされる必要はないんだから。社会で生活してると、カテゴライズしていた方が、ラクだし会話も進めやすいから、自分の範疇の中で、簡単に仕分けてしまうけど、そうはありたくない。何だか、またひとつ大切な"当たり前"に気付かされた気がする。

BTSに出逢ってそんなことばかりだ。そんな日々の繰り返し。気付いた私はきっと気付く前の私よりも少し"いい人間"で、私もそんな自分を少し好きになれる。こんな繰り返しが、私の『LOVE MYSELF』を形成していて、彼らを知れた今の理由になるんだと思う。



ただの1番組の備忘録のはずが、壮大な飛躍を生み出してしまったけれど、そういうのも自由に形にできるものをnoteと捉えて。自由に思うままを書き連ねたので、至らないところがあったらそっと閉じてください。そして、Mnetさんありがとうございます。受信料高いとか文句言ってミアネヨ。




今日も、どこかで生きている君へ。今日もあなたが好きでした。少しでも幸せでありますように。

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