カラオケDAM★とも・上手にコラボするためのコツ

2019/11/02


第一興商が提供するカラオケの録音・録画機能で遊べる「DAM★とも」。これで特に楽しいのがコラボだ。他のユーザーの公開曲に、自分の声を重ねて録音することができる。今回は、より良いコラボ曲を録ろうとする上で、僕が触発されたブログを紹介する。
 下記のはてなブログ「カラオケDAMとも お悩み相談室」の記事を見ていただきたい。DAM★ともでのコラボで押さえておくべきことは、ほぼ書いてある。



カラオケ DAMとも 上手にコラボする為のコツ 歌う前の作業 コラボ相手の歌をしっかり聴く。 機械的な事について マイク受信機側の音量設定は? カラオケ機のミュージック、マイクの音量設定 エコーの設定 自分自身の歌い方について 歌い回しについて DAMともの楽しみの一つ「コラボ」 DAMともは日本中のカラオケ好きと繋がれるサイト。 第一興商 DAMともの説明 そもそもDAMともとは DAMとも内ではたくさんの方がコラボしたりされたり、全く見ず知らずの人とのカラオケを楽しんでます。 言ってもDAMともはカラオケ。 上手かろうが下手だろうが楽しきゃいいじゃん。 全くその通りなのですが、しかしせっか…

カラオケ DAMとも お悩み相談室


 非常に練られた記事が盛りだくさん。他のページも読む価値十分だが、僕にはこの記事が一番刺さった。音楽が心底好きで、真摯に取り組み、何度も試行錯誤を繰り返した方からじゃないと出てこない言葉だなあというのが率直な感想だ。この記事を読んだ上で、補足と言うとおこがましいが、僕なりの感じで横槍を入れてみたい。
 まずは機械の設定から。音量バランスはシビアにやればやるほど仕上がりは良くなる。でも店内でチェックした感じと、帰宅してから自分の再生機器で聴いた感じには必ず差異が生まれるので、バランス設定を頑張り過ぎてタイムオーバーになってしまう、という身も蓋もない事態だけは避けなければならない。理想は理想として持っておきながら、とりあえず極端におかしなバランスになってなければ良しとするのが僕のスタンスだ。ドンピシャリのバランスで1曲だけ仕上げるか、ほどほどのバランスで複数曲仕上げるか。この辺りは各人の事情に合わせてやっていけばいいだろう。
 尚、機械の裏側に回り込んで配線をどうこうみたいな方法もあるらしいが、僕はしない。僕が触るのは本体正面についているツマミだけだ。何の道具も持っていなくても、手ぶらで録音・配信できてしまうのがDAM★ともの良いところ。機械の裏側に回り込むぐらいなら、カラオケには固執せずに専用の録音機材を用意した方が、もっと自分の思う通りの音作りができる。
 この記事を読むまで、さほど気にも留めていなかったのがエコーの設定だ。コラボ相手のエコーのかかり具合を感じ取って自分の設定もそれに近づけるなんて、今までまるでやっていなかった。この方の言う、標準は20という設定数値にも概ね同意できる。僕は17〜18で録っているが、これは僕の選曲がテンポ速めで言葉数の多い曲に偏っているため、若干数値が下がっているんだろう。

 不特定多数の人に聴いてもらうには技術が絶対に必要、というのも印象に残る言葉だ。初心者から脱却しかけの時期に、割と早く覚える専門用語がビブラートだと思うが、僕はビブラートをかけることができない。無意識に結果としてかかっていることはあるかもしれないが、「さあ、今からかけるぞ」と意図的にかけるなんてのは無理。でも、それで別に構わない。かけられるから何だというのだ、ぐらいの認識しか持っていなかった。上手い人の公開曲を聴いていると、やっぱり技術に対する意識の持ち方が自分とは違うなと思う。やたらめったらビブラートをかけまくるのは好きじゃないが、この手の話をし出すと、それだけで一つの記事になってしまう。この辺にしとこう。
 ここからは僕の自論になる。コラボ曲を聴いていて不思議なのは、頭から終わりまでビッチリユニゾンで一緒に歌った曲は、少々お互い上手くても、聴いてるこちらはイマイチ盛り上がらない。結構前から感じていたことだが、なぜそう思うのかはいまだに謎のまま。
 これは、側から聴いてる立場の話であって、当人たち同士はそりゃあ面白いに決まってる。ユニゾンそのものを否定はしない。それに、48人組のアイドルグループなど、そもそもユニゾンでレコーディングされた楽曲や、LA LA LA〜、NA NA NA〜など、大勢での合唱パートは、まったく同じ音程をなぞるだけでも、人数が増えること自体に意味がある。ハモリとかまったくできないけど、何かコラボして楽しみたいという場合は、こういうパートでどしどしユニゾンで加われば良い。それに、交互に歌う曲だってある。僕が盛り上がらないと感じているユニゾンコラボは、極端な例を出すと、ソロ・シンガーの楽曲を頭から終わりまでビッチリ一緒に斉唱しているような状況に限る。

 と、いうわけで僕がコラボをするのは、役割分担がある曲。もしくは、もともとユニゾンでレコーディングされた曲。随分前からのこだわりだ。
 誤解を招くといけないので書いておくが、外野のリスナーを楽しませるために公開曲を仕上げる必要は全くない。あくまでも当人たち同士が楽しいのがまず第一前提。ユニゾンをするなという風に受け取って欲しくはない。
 いろいろなコラボ曲を聴いてみて、面白いと思ったことは自分もやってみる、そして盛り上がらないと感じたことなら自分はやめとく。この積み重ねで、僕にとって良いものができあがっていくと思っている。こうすることでマイページの自分らしさが増していけばいいのだが。