お気に入りDAM★とも動画

2020/02/23


 当ブログの前身のmixi日記からのシリーズ企画として定着した感のある、第一興商DAM★とものお気に入り公開曲をとりあげる記事。今年もやってみよう。意図的に続けようとしているわけではないんだけど、自然と書いてみたくなる曲がいくつも見つかるんだよね。これでもだいぶ絞っていて、記事に起こしてこそいないものの、いいなと思う曲はこれまでたくさんあった。

 ここ最近はコラボものの紹介が多かったが、今回は今年公開された単独歌唱の動画に焦点を当てた。その中でもTM NETWORKのメンバーが作曲した歌からお気に入りを、男性・女性1人ずつピックアップ。

 まずは小室哲哉作曲のナンバー・超特急「Love Again」。DAM★ともネーム・のんちゃんさんの歌う動画だ(2020/01/31公開)。見どころは軽やかなステップだなあ。ターンも頻繁に絡めてくる。曲調にピッタリな動きで、これは盛り上がるねえ!

 アップテンポのダンス・ミュージックを動きで見せるタイプの動画は、以前から大好物だ。他の公開曲も見させていただいたが、最近僕が見た中では、この「Love Again」が一番熱がこもってるように感じた。

 そして、木根尚登作曲のナンバー・TM NETWORK「ELECTRIC PROPHET(電気じかけの預言者)」。こちらはDAM★ともネーム・さいとうさんの歌う動画(2020/01/16公開)。感情をたっぷり込めた熱いボーカルが聴きどころだ。宇都宮隆が歌うTM NETWORKのオリジナル音源へのリスペクトを多分に感じられる。

 採点の数字を上げるだけじゃ物足りなくなってきた。やはり生身の人間の心を揺さぶる歌を録りたい。一度聴き終わっても、もう一度聴きたいと思わせるような歌を録りたいと思っている方は、さいとうさんのマイページを訪れてみていただきたい。僕はこの方から吸収したいことがたくさんある。

 この曲ばかりは、どんなに採点バーをきっちりトレースできても、それだけでは聴かせられる歌にはならない。内からこみ上げる感情表現がどれだけできるかが、最大限に試される。

 さいとうさんの新着を聴くと、毎回のように感動する。力強さが最大の魅力だなとは、前から思っていたけれど、それはアップテンポのナンバーに限ったことではない。この「ELECTRIC PROPHET」のように、スローな曲でも強い主張でエネルギーを要するナンバーも同様だな、というのが僕にとって新たな発見になった。

 B'zの曲だと「MOTEL」や「Don't Leave Me」のような曲調なら、スローな曲にも関わらずシャウトもあるし、荒々しい魅力が求められる。さいとうさんの良さが出やすいんじゃないかな。

 最後は宇都宮隆が石井妥師と共作でリリースした、BOYO-BOZO「Jump~Jumpin' Kids Synphony~」(2020/02/18公開)。ここで、どさくさまぎれに僕自身の録音を宣伝させていただく。主旋律を空けた状態で歌った。カラオケのお供にしていただけたら幸いだ。

 TM NETWORKや宇都宮隆の曲を歌うときは、良いのを録ってやろうという気持ちが先走って、どうしてもカッコつけな感じで歌うことになるのだが、この曲は珍しく等身大の自分で気楽に歌える。DAM★ともにハマり始めたばかりの頃は入店してすぐに歌う、喉のアイドリング用の曲として重宝していた。

 渾身のTM NETWORK「Get Wild 2015-HUGE DATA-」を録りにいって、最後の最後で失敗したとしたら、悔しくてたまらないだろうが、BOYO-BOZOのこの曲で失敗しても、まあご愛嬌でと笑って済ませられるんだよね。不思議なことに。

 ここ一番の勝負曲を録る前に慣らしで歌う、何か手頃な曲が他に見つからないかなと思っているところ。