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続・最近のDAM★とも自分の公開曲

2020/07/01


 世間が少しずつ日常を取り戻しつつある中、カラオケ店も営業再開。僕も久々に歌いに行ったが、第一興商のカラオケサイトDAM★ともに録り貯めていた歌のストックがかなり減ってしまった。無料会員だと保存をかけ直さなければ1週間で楽曲が消滅するのは何気に痛手だ。コロナ後にうっかり消えたテイクもあるので、もういい加減ケチケチしないで有料会員にしようかなとも考えている。6月10日の過去記事に引き続いて、最近の自分の公開録音を振り返っていきたい。
Purple Days「Get Wild」(2020/06/19公開)

 最近公開した自分のテイクにTOMさんがコラボして下さった。なので今回採り上げるテイクの中では唯一、僕自身のではなくTOMさんのマイページで視聴可能。まさかこれがコラボされるとは!?入る隙間なんかないぐらいにギッチギチに声を詰め込んだテイクなんだけど。見つけたときの印象はこんな感じ。もしかして主旋律を一緒に歌ってくれたのかな。

 でも僕はPurple Days版の伴奏を使ってはいるけれど、本人の歌唱スタイルはガン無視。二人目のジャイアンのカバー版の歌い回しを軸に、デイヴ・ロジャースの英語版の歌い回しを日本語詞に戻して挟み込んだり、「GET WILD DECADE RUN」も絡ませたり、とにかく好き放題いじり倒して歌った。こんなの一緒に歌えないだろ~どうやってコラボしたのかなと思いながら再生ボタンを押してみた。そしたらこちらの歌い回しにピッタリついてきてくれてる。どうやら面白いと思ってもらえたみたいだ。驚いたし嬉しかった。1回サラッと聴いたぐらいじゃ一緒に歌うなんて無理だからね。

 TOMさんの方も、一度聴き終えてもまた聴きたくなるようなTM NETWORKの公開曲をいくつも持っている。この方のマイページにもぜひ訪れていただきたい。僕のイチオシは「Fighting(君のファイティング)」だけど、他の方はどう感じるだろうか。

TM NETWORK(TMN)「Self Control」(2020/06/23公開)

 しんいちさんが主旋律を歌った公開曲に、僕が木根尚登役で声を追加した。僕がDAM★ともを始めてから一番最初に見つけた歌ウマさんがこの方だ。歌唱自体は言わずもがなだが、この方は音量設定がとりわけうまくいっているし、声が伴奏にすごくよく馴染む。もう、録音した後にボリュームフェーダーやらEQやらを微調整してるんじゃないかってなぐらい、ドンピシャリなんだよね。DAM★ともの機構上、絶対できないんだけど。なので、録音バランスに困ったら、店内でしんいちさんの公開曲を再生した直後に自分の曲を流してみたらいい。それで違和感を感じなければ、バランスはまずOKだ。

 今回はシングルの表題曲のバージョンに忠実に歌ってみた。それというのも、過去の録音ストックを大量に失ってしまったので、無茶な冒険をしてミステイクをするよりも、なんでもいいから一刻も早くOKテイクをひとつ増やしたかった経緯がある。でも、せっかくこの方とコラボをするのに、即席でできそうなテイクひとつだけじゃあ僕が満足できない。もうちょい手間がかかりそうなコラボもいずれやってみたいところだ。

 しんいちさんとのコラボはこれまでいくつかやったが、T.UTU「Hothouse Fruit」が特に思い入れがあった。あれは楽しかったなあ。もう消えてしまったけど、今となってはもう再現できないかな。大変なレアテイクをなくしちゃったものだ。まあ男性ボーカルものは、いざとなったら全パート自分で歌うって手段もあるけど。

宇都宮隆「RUNNING to HORIZON」(2020/06/23公開)

 小室哲哉による「シティーハンター3」主題歌のカバー。自ら主旋律を歌った。これはカラオケ画面の冒頭での曲名表示が、どことなく2001年リリース当時のシングルのロゴを彷彿とさせるのが嬉しい。芸が細かいなあと思った。昨年歌って公開したものの、テイクが消失したので再録。これは入店してから数曲歌って、十分エンジンがかかってからの録音だったためか、一発OKテイクだ。もっとこういう一発OKがジャンジャン生まれればいいのにな~、そんな簡単にはいかないか。でもこの曲はコーラスにもこだわりたいところ。ゆくゆくはそこも含めてリトライしてみたい。

globe vs push「dreams from above(Cyber TRANCE ORIGINAL MIX〜aka push vs globe SYNERGY MIX)」(2020/06/30公開)

 過去にコラボで一度公開した楽曲。これを最初に歌ったときは「この曲だけは二度と録り直しはできないだろうなあ」と思っていただけに、完成したときの喜びもひとしお。一度は公開を取り下げても、後で何度も再掲載したとりわけお気に入りのテイクだった。なので失ったときのショックも大きかった。でも、もう一度この曲で遊べるなんて夢みたいだね。次に消えてしまったら今度こそ本当に修復できないだろう。先のT.UTUとは違って、KEIKOの主旋律だけは僕一人ではどうやっても歌えない。

 今回のコラボ相手はMIMiさん。このテイクは「瞬間に」や「気づかずに」のところが歌声の旨味がいっぱい詰まってて良いなあと思う。この方ともこの曲のコラボだけで終わるのは勿体ない。これからも何度だって遊んでみたくなるほど、マイページには面白いテイクが目白押しなユーザーさんだ。

globe「Can't Stop Fallin'in Love(Album Version)」(2020/06/30公開)

 うさぴょんさんの歌う主旋律・ぶっかーTさんの歌う男性パートの上から、僕が…何役なんだろ?賑やかしで参加。globeのコラボは2人でやっても十分楽しいが、既に成立しているコラボの上から3人目として加入すると、より一層楽しくなる。この曲のシングル表題曲バージョンでは、この3人コラボも過去によくやったものだ。これも先の「Get Wild」同様、複数のバージョン違いや、昨年開催されたマーク・パンサーのDJイベントでかかっていたバージョンからオイシイところを凝縮して遊んでみた。終盤にはどのバージョンにも収録されていない、僕独自の歌い回しも盛り込んである。

 この曲をまたやるときは別バージョンの伴奏を土台にやってみたいと思っていたが、有名な曲ではあってもアルバムバージョンともなると、録音の女性ボーカルものではこれ一択だった。なくならないうちに形にしておきたいところだったが、どうやら間に合った。今回は僕の声なしでも完成しているテイク。余計なアレンジは不要だと思われる方は、ぶっかーTさんのマイページでなら、CD音源に沿った歌唱を聴くことができる。うさぴょんさんの歌った主旋律テイクはもう残っていないので、現時点ではこのバージョンで男性パートで加わる方法は動画のみ。

 僕は1996年のリリース当時から、シングルc/w収録のEXTENDED MIXがとりわけ気に入っている。こちらだと表題曲バージョンには未収録のマーク・パンサーのパート「止められない、きっと誰にも…」というフレーズがある。僕としてはこれは絶対入れておきたい。昨年のマーク・パンサーのDJイベントでも勿論このパートがついた状態でプレイされていた。

 3人コラボは完成したときの楽しさも割り増しになるが、入り込む余地を見つけるのも難易度が上がるし、入り込み方を閃くまでも大変。それだけにバンバン量産とはいかないが、まだまだやってみたいね。