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最近のDAM★とも自分の公開曲

2020/06/10


 緊急事態宣言の解除以降、営業再開するカラオケ店舗も少しづつ増えてきた。僕がよく閲覧している第一興商のサイト・DAM★ともにも、新たな公開曲がアップされ出している。僕も久しぶりに録音をしてみた。今回は最近の自分の公開曲を振り返ってみたい。会員限定の曲は、DAM★ともの会員になってログインした上でなら視聴可能。全公開の曲は誰でも聴くことができる。

華原朋美「keep yourself alive」(2020/05/24公開・会員限定)

 他ユーザーさんの公開済みテイクの上から、僕が小室哲哉役で加入。主旋律を歌うまぁたん(^^)さんは、僕よりも先にDAM★ともを始めている。お会いしたことはないが、結構長いお付き合いになる。高い音域での声質の良さと、歌い方の癖がツボ。華原朋美の曲を歌っているときが一番生き生きしているように僕には感じる。

 僕がDAM★ともを始めたばかりの頃、TRF「BOY MEET GIRL」の録音でコラボしたのを覚えている。小室哲哉のコーラス・パートで加入したのだが、ミニアルバム「BILLIONAIRE」収録の12'' CLUB MIXに入っている「ボ・ボ・ボ・BOY MEET GIRL」というパートを勝手に足して遊んでいたものだ。それ以降もTRFを含め小室哲哉のレアな曲をいくつもコラボできて楽しかった。それも4月1日のシステム改変のときに消失してしまって、「ああ~、やっちまったな…」と思ったが、今残っている公開曲の中からまた録り直していければいいな。

 歌いに行ったはいいものの、ブランクが長くて何ひとつOKテイクが出せない事態は想定できていたので、その日のうちに絶対に成功する曲を選んで録った。この曲なら、絡む際にハモるわけでもないので、つられる心配もない。公開まで持ち込めたのはいいけれど、店内で主旋律に聴き入ってしまって、録音中にもかかわらず、いちリスナーに戻ってしまい、2コーラス目の頭を入りそびれるという凡ミスをしてしまった。やっぱブランクあるなあと痛感。当初の予定では2曲コラボするつもりが1曲になってしまった。徐々に感覚が戻ればいいな。

KINE NAOTO Supported by TETSUYA KOMURO「REMEMbER ME?」(2020/05/24公開・会員限定)

 過去の録音が消失したので再録。といってもシステム不具合とかではなく、単に自分が保存し損ねただけなのだが。この曲はレコーディングで男性コーラスに小室哲哉、女性コーラスに華原朋美が参加している、1996年発売の木根尚登のソロ楽曲。

 まずは、もときさんによるコーラス・パートが先行してアップされた。主旋律につられないようにハモるのだけでも、僕は一苦労だが、主旋律もなんにもない状態でハモリだけ歌うというのは、また一段上のステージだなと思う。そんな簡単にはいかないよね。そして華原朋美役のYUKIさんだが、女性コーラスの歌詞はカラオケ画面にはもちろん、CDの歌詞カードにも書かれていない。この曲をしっかり把握してないとできないコラボだ。

 こんな具合で主旋律だけキレイに空けてある状態で「さあ、歌って下さい」と待っているかのようなテイクを発見してしまったら、これは加わらないわけにはいくまい。録音再開にあたって、一発目は肩肘張らずに気楽に歌える曲から始めたかったので、ちょうど良かった。もちろん難易度低めの曲ばかり狙っていくつもりはない。そのうち難しい曲にも手を出したい。

Purple Days「Get Wild」(2020/06/09公開・全公開)

 TM NETWORKのヒット曲のPurple Daysによるカバー。自粛期間中にたっぷりと聴き込んだ「Get Wild」のさまざまなバージョンのオイシイところをごった煮にして、山盛り詰め込んで遊んでみた。最初はglobeのカバー版にあるマーク・パンサーのパートを絡めるだけだったのが、後からあれもこれもと追加して出来上がったのがこのテイク。

 一番のキモは、二人目のジャイアンによるカバーの歌い回しを採り入れたことだろう。「Get Wild」のカバーでは、サビの「一人では」の後半部分「りでは」で音程を降りていくのか、キープするのか歌い手によって解釈が分かれる。

 オリジナル歌手の宇都宮隆や、作詞を手掛けた小室みつ子のカバーでは音程をキープする歌い回しになっていて、僕自身も好きだしこれが正解だと思っていた。ところが小室哲哉自らが所属するglobeのバージョンだと、ボーカルのKEIKOは音程を降りていく歌い回しになっていて、これをOKテイクとして発売しているので、正解とか不正解とかは存在しない。すべては歌う方がどう感じるかに委ねられるのだ。

 二人目のジャイアンによる歌い回しは新鮮に響いたが、これも音程を降りていく歌い回しになっていた。ここだけはどうしても譲れないので、宇都宮隆の音程の取り方は残したまま、二人目のジャイアン風のリズム感で歌うという、ちょっと器用なことをやってみた。出来上がったものを聴き返していても、まあ楽しくて仕方ない。

 どなたかの主旋律の上から重ねていくと、尚盛り上がっただろうなとは思う。でもBメロの英語の部分だけキレイサッパリ空いているテイクなど、事前に打ち合わせでもしない限り産まれるワケない。これは自分で全部やるしかないなと思って、一人でやりきった。

 この曲については、まだ手を出していないバージョンがある。歌えども歌えども、延々楽しめる奥深い楽曲だ。

TM NETWORK(TMN)「JUST ONE VICTORY」(2020/06/09公開・会員限定)

 僕の担当はコーラス。DGさんの歌う主旋律の完成度が高くて、自粛期間以前からずっと良いなあと思っていたテイク。この方は他にもTM NETWORKの公開曲がいくつかあるが、この曲が一番良い。初めてDGさんのマイページを訪れる方は、まずは「JUST ONE VICTORY」から聴いてみてはいかがだろうか。単に視聴するだけでも十分楽しかったが、いずれは一緒に歌ってみたいと思うようになり、この度のコラボ録音に至った。

 この曲は僕がコーラス録音を始めたばかりの頃に、別の方のテイクで試みたこともあったが、途中で挫折してしまったんだよね。今回はひとまず形にはなったかな。