2019年DAM★とも自分の公開曲プレイバックPart 3

2019/12/30


第一興商の提供するカラオケの録音・録画サイト「DAM★とも」で自ら公開した曲を自分で振り返ってきた。これまでは録音曲だったが、今回は公開日時が割と新しめの動画からピックアップ。偶然にもglobe特集ということになった。

globe「Feel Like dance」(2019/08/20公開)


 KEIKO役のジンジャー☆さん、マーク・パンサー役のかつじぃ~★さんのコラボに、僕が小室哲哉役で加わった。これは最初に主旋律を公開したジンジャー☆さんのテイクの出来栄えの良さにただただ聴き惚れるばかりだったなあ。この方はマイページを見る限り、globeよりも他にもっと得意とするアーティストがいるみたいだが、十八番じゃなくてもこれだけ歌えるのは相当凄い。僕もこの方のテイクを何度もリピートで聴いている。普通は繰り返し聴けば聴くほど、最初は気にも留まらなかった細かいアラに気づいてしまうものだが、この方のテイクには未だにそんなものは見当たらない。ガチでパーフェクトなテイクなんだろう。聴き飽きることもないし。globeは比較的、頻繁にチェックするアーティスト。自分で探り当てた範囲内の話になるが、公開から2年以上経過しているのに、いまだにDAM☆とものベスト・オブFeel Like danceはジンジャー☆さんの公開曲だと思っている。(注・2020年8月現在で公開が取り下げられているので、この曲のアツいテイクはまたイチから探し直しになる。あの後どんなテイクが生まれたのだろう。)

 かつじぃ~★さんのテイクは、動画で公開することの意義にこだわった内容で、とにかく鑑賞が楽しい。見た目にばかり注意がいきがちだけど、音声面もキッチリした仕上がり。この曲のラップは、そんな簡単ではないと思うが、動きを入れながらこれだけの完成度にはなかなかならない。さすがだ。ジンジャー☆さんの公開曲を聴いていて、これは一緒に歌ったら楽しそうだなとは思っていたが、限られた動画の公開曲の枠の使い道として、なるべくTRFや安室奈美恵の楽曲でいきたい、と当時は思っていた。そんなわけで、コラボはズルズル後回しになっていたけれど。globeは録音でとことん突き詰める方がいいかなという考えだ。それもかつじぃ~★さんの公開曲を観て、一変したんだよね。動画でglobe、イケるじゃん!ってね。

他のユーザーさんの公開曲を聴いていて、いちリスナーとして思うことは、2コーラス目が済んでから、ラストの大サビに移行するまでの、「Feel Like dance〜」「I Love You〜」の部分の締めで、小室哲哉役をする方は、「Ah-」というコーラスを入れて欲しい。歌詞テロップには表示されないかも知れないが、これがあるとないとでは、聴いてる側の盛り上がりが俄然違う。僕もこの収録では、この「Ah-」を思いっきり主張してみた。


globe「Many Classic Moments(生音)」(2019/11/11公開)

 主旋律担当・美佐さんとコーラス担当・ポン丸さんのダブルKEIKOによるコラボに、僕がマーク・パンサー役で加入した。お二人のコラボについては過去記事でも取り上げている。globeもキャリアを重ねていくうちに、KEIKO自らコーラスを担う曲が増えていく。女性同士でコラボする方がサマになるケースもあるのだ。この曲はその典型だろう。趣味嗜好が合う者同士、お互いがお互いのテイクに惹かれ合って生まれた奇跡のコラボだなあと思った。これは何度もリピートしたものだ。

 こういう特に気に入った公開曲に限って、取り下げられたり、ともだち限定になったりでなぜか聴けなくなってしまう。今回も悪い予感が拭えなかったので、公開するしないは別として、せめて自分だけでも聴き続けられるように、ラップで加わることにした。いざ、撮影を始めてしまうと、やっぱり公開までもっていきたい、と欲張ってしまうんだが。

 この曲では過去二度公開申請をだして、どちらも検閲を通過しなかった。一度は心が折れかけたが、時間を置いたらやっぱり諦めきれなくて。映像の仕上がりは当初思い描いていた通りにはならなかったが、どうにか公開までこぎつけた。その間、元のテイクがコラボOKな状態であり続けてくれたことは本当にラッキーだったとしか言いようがない。今回は悪い予感は的中せずに済んだ。ラップパート自体はそれほど難しくはないが、動きも入れるとなかなか一発OKとはいかないね。音声はOKでも映像がNGだから没にしようか、ということもあった。

globeのコラボでマーク・パンサー役をする場合、楽曲によっては自分の出番までかなり長い間待機していなければならない場合がある。そこで映像的に間が持たせられなくて困ったなというときは、出番が来るまでカメラの映らない場所にいて、ここぞというタイミングでバッ!と登場してみてはいかがだろうか。僕もこの曲ではそうしている。曲の途中から人数が増えるので、映像的にもメリハリがつく。ここまでオーバーアクションにはせずとも、出番のないときは後ろ向きに立っていて、出番がきた瞬間に前を向いて歌い出す、というだけでもこの問題は解消されるだろう。

動画撮影は録音よりハードルが上がるけど、出来上がったときの達成感も録音より上回る。なかなか生まれない分、録音と違って一度アップすると簡単には下がらないことが多い。コラボ撮影するにあたって興味のある公開曲はたくさんあるが、撮影が追いつかなくて、やりたいことの半分もできていない。そんな中から、今後どれだけ公開まで持ち込めるか、自分でも楽しみにしているところ。