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【大会勝率8割超え】トドロクツキexデッキ 紹介と解説

割引あり

皆さん初めまして。9(@93h313)と申します。

今話題のトドロクツキを更にアレンジしたトドロクツキデッキを紹介させていただきます。

シーズン直前ということで、皆様のデッキ選択の一助になれたら幸いです。

どうぞ最後までよろしくお願いします。


※不明点等ございましたら個別にお答えしますので、TwitterのDMまでお願いします。

自己紹介

まずは簡単な自己紹介からさせていただきます。

ポケモンカードはsmのころから軽く触り始め、本格的に参戦し始めたのは黒炎の支配者発売前からとなります。そのためシティは2024シーズンからとなります。

シティリーグ
s1 予選4-2 デッキチェックにて失格(インナースリーブの一部不備)
s2 予選6-0 準優勝
s3 予選5-1 ベスト8
s4 予選4-2 ベスト16

トドロクツキでの成績
シティs1,s2ではトドロクツキを使用。
7/21 まぶだち杯(256人規模) ベスト4
8/12 KCS杯(64人規模)    優勝
8/24 コメパンカップチーム戦 準優勝
8/25 チムチャレ杯×イナズマ杯チーム戦 ベスト4

後1か月に迫ったCL東京はありがたいことに当選しましたので、ここの実績に加えられるようにがんばってまいります。

デッキリストについて

今回のリストでは、メインアタッカーである「トドロクツキex」(以降大ツキとします)を軸に、「トドロクツキ」(以降小ツキとします)や「モモワロウex」をサブアタッカーとして採用しています。テンプレリストはこちらです。


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デッキリスト解説

〇ポケモン


たねポケモン破格の性能

・大ツキ 3
本デッキのメインアタッカーであり、核となるカード
ほぼすべての対面で使用します。
ちなみに大ツキはこのデッキの中で唯一スタートしたくないポケモンになります。
ただし盤面に同時に2体出したい対面が複数存在するため、サイド落ちやポケストップに巻き込まれるのをケアして3枚採用しています。思い切って2枚採用も面白いかも。

・小ツキ 2
本デッキで2番目に技を打つ可能性があるカード。とにかくぶっこわれ。
サイド落ちされると困ることがあるので2枚採用。
非ルールの種ポケモンが出てくるデッキ相手に使用します。(2進化デッキ等)
本デッキの古代採用枚数は16枚のため、最終盤に本当にギリギリ210ラインを倒せる打点が出ます。(最高220打点)(10試合に1回あるかどうか)
そのため、基本はオーリム博士の気迫(以降オーリム)を打たないターンにサイドを1枚進めたり、ジャッジマンと絡める動きをすることがあります。
後1で技を打てないときは、最低限小ツキを前にして相手に献上することがよくあります。

・イキリンコex 1
このカードは大前提、一番負け筋となりえるカードになります。(hpが一番少ない160ポケモン)(ベンチも圧迫するし邪魔!)
そのため、後1でどうしても手札が絡まないときや、どうしても後1で技を打たないといけない状況(相手の盤面にメインアタッカーが1枚しかいないとき)、その他後述する場合でのみ使用します。
逆にイキリンコがないと動けない場合は躊躇せずに使いましょう。後1に技を打てないよりは100倍マシです。

・モモワロウex 2
本デッキの革命カードその1
サイドに落ちると本当に困るので2枚採用。
Eレギュレーション環境以降、トドロクツキデッキが環境デッキに戻ってこれた要因のうちの1枚。
入れ替え札を引かなくても後1でくるいえぐれるのはこのカードのおかげ。
一部対面を除き、後1で置いておきたいポケモンになります。
また、サイドが残り2枚ずつの盤面ではフィニッシャーになることもしばしば。相手の240ラインまで簡単に倒せるようになるので常に殴ることを意識付けでおくことが大切です。

・キチキギスex 1
本デッキの革命カードその2
このカードのおかげでナンジャモが怖くなくなりました。
相手目線キチキギスを取ってしまうと前の大ツキなどがそのまま残ってしまうため、倒されにくいカードになります。
万が一倒されてしまっても夜のタンカでの復帰も容易なため、一部対面を除いて出し得のカードになります。脳死で置くと負け筋になることがあるので注意。
一応100点のダメージ出せることも頭の片隅に。100試合に1回使います。

・かがやくゲッコウガ 1
ドローソース兼トラッシュに悪エネ落とす係。
ボールが余ったらとりあえずベンチに出してok。
基本的にターン最初の行動が隠し札になることが多いが、山のエネルギー枚数が少ない場合は渋ることもあります。特に非エク相手にはエネルギー枚数の管理を怠ると事故を起こします。気を付けましょう。
後程詳しく解説します。

〇グッズ

ボール7(ハイパー4ネスト3)
本当は8枚ほしいけど枠の都合上ほかに削るところがなかったための7枚採用。
対面がわからないときにボールで呼び出す優先順位はこんな感じ。各対面ごとはしっかりと解説します。
モモワロウ=ゲッコウガ>>>大小ツキ>イキリンコ>キチキギス
ハイパーボールを多く採用した理由として、ハイボは貴重な手札・山札圧縮カードになります。2ターン目以降はポケモン持ってくる以外の仕事があるため無駄打ちは厳禁。ネストは見た瞬間打ってもいいよ。

ダークパッチ 4
説明不要。Fレギュなのが信じられないほど必須カード。
オーリムを使わずに大小ツキ・モモワロウが現実的に殴りに行けるために4枚採用。
山に2枚残るまではイキリンコで巻き込んでも良し。

トレッキングシューズ 4
ポケストップとあまりにも相性が良いカード。
いつ引いても1ドローと変わるため、山札圧縮の意味も含めて手札にあればとりあえず使って大丈夫です。
唯一イキリンコ使う前だけはちょっと使うかどうか考えたほうが良いかも。
手札にパッチやオーリムがあって、捨てたくないときはエネルギー探すために先にトレッキングシューズを使うこともしばしば。

大地の器4
古代名称が付いてて本当にうれしい1枚。
山札にあっても手札にあってもトラッシュにあっても強いカード。
基本は脳死でエネルギーを持ってきて大丈夫ですが、あまりに切りすぎていると最後に困ることがあるので要注意。
簡単な意識付けとして、山札に残っている器の枚数と同じだけは山にエネルギーを残しておきましょう。
3ターン目以降は器をはじめとして、古代名称をとにかくトラッシュに送ることを意識することが大切。大丈夫。夜のタンカが山に残ってればどうとでもなります。

ポケモンキャッチャー 4
最大の運要素にして最強カード。
ちょっとでも表になれば有利になる。そう判断したら迷わず使ってください。
苦手対面をぶっ壊せるカードでありながら、有利対面をさらに有利にしてくれるカード。
試合中1回でも表が出れば勝ちに大きく近付くカードなので、たとえ全部裏でもそこでやっとイーブンです。そこから普通のポケモンカードを始めましょう。
このカードの強いところとして、プライムやボスといった、確定呼び札を温存できるところにあります。そのため両方持ってたとしてもとりあえずコイン投げましょう。

夜のタンカ 2
デッキの革命カードその3
このデッキにおいてはつりざおの完全上位互換。強すぎて説明不要。
アタッカーを持ってきても良し。前の番に倒されたキチキギスを持ってきても良し。エネルギーを持ってきても良し。
このカードのおかげでポケストップがうちやすくなりました。
このカードとエネルギーの枚数だけは最初の山確認で把握しておきましょう。ひょっこり1枚サイドに落ちてると急にタンカの使いどころをしっかりと考えなければいけません。

ポケギア 2
かな~~~~~~~~り自由枠
このカードだけは唯一採用理由を明確にできないカードになります。
最終盤、山札が10枚以下の時に勝ちやすくなるため山にあるとうれしいカード。
ジャッジマン打ちたいときも探しに行くのでとりあえずの2枚採用。気づいたら増えたり減ったりしてる子。

ともだちてちょう 1
ポケストップの事故を防ぐために最低限の1枚採用。
オーリムとボスを1枚ずつ、よく戻します。

プライムキャッチャー 1
好みの分かれるカード。
どの対面を重く見るかでアンフェアスタンプとの競合になります。
現環境ではプライムキャッチャーのほうが刺さりが良いと考え、プライムキャッチャーを採用しています。リザードンやドラパルトの数が今以上に増えるのであれば、アンフェア採用になる気がします。

〇どうぐ

ブーストエナジー古代 2
本デッキ1番のこだわりポイント。
書いてあることがすべて強い。
有料部分にて詳しく解説します。

〇サポート

オーリム博士の気迫 4
とりあえずあれば困らないカード。
ただし中盤、終盤は最悪なくてもどうにかなることが多いので小ツキの打点稼ぎにトラッシュに送ることもあります。大事にしすぎるのも良くないカード。

ジャッジマン 2
他のサポートの枚数の兼ね合いで2枚採用。
対2進化デッキへの抗う術。
後1やばね+ジャッジマンが決まれば7~8割ほどはそのまま勝てるイメージ。
中盤以降も貴重な妨害札になるため、相手のシステムを倒しつつ手札を混ぜてあげると意外と止まります。

ボスの指令 1
キャッチャー+プライムで基本的にはあまり使うことのない札。
キャッチャーが裏に偏ると稀に取れる試合を落としてしまうため、最低限の1枚採用。常に山に残ってくれているとうれしいカード。最終盤にボス引いたら勝ち。結構あります。

〇スタジアム

ポケストップ 4
文句なしの4枚採用。
デッキのほぼ半分がグッズのこのデッキでかつ夜のタンカの登場でリスクも限りなく低いため基本的には脳死で使用して良いカード。

ボスの指令と初手動けない時のイキリンコ。落としたくないカードはこれくらい。どうしても落としたくないときは回すのをあきらめること。
手札でダブったポケストップは基本的に全部捨てるが、手札と山に1枚はあると勝ち筋が拾いやすくなるので、余裕があれば温存しておくと良い。

〇エネルギー

悪エネルギー 8
最低限の採用。これ以上減らすとデッキが回らなくなるギリギリを攻めました。これからデッキを回し始める人はギアかシューズを1枚減らして、エネルギー9枚で回し始めることをお勧めします。エネ管理で頭がショートします。

カードの不採用理由

・ネオラントv
後述のデッキの回し方でも解説しますが、このデッキはベンチを5枠常に埋めてしまうことが多いため、不採用としました。また、このデッキの良さとして、どのポケモンでスタートしても戦えることが1つのメリットと感じたのも不採用の理由となります。

・テツノツツミ
ポケモンキャッチャーで似たような役割を果たせるため、不採用。

・エネルギーつけかえ
ガラルファイヤーvがレギュ落ちしていなければ採用していました。。。
後1で殴れる確率が上がるのであれば採用しますが、別段大きく可能性が変わるとも思えなかったため、不採用としました。

・くさりもち
かなり最強のカード。ただし再現性が著しく低かったため、不採用に。
だってこいつ。ポケストップで落ちていくんだもん。

・ツツジ
序盤に引いて弱いカードなため、不採用。
このカードが欲しくなった時はまずアンフェアを採用します。話はそこから。

基本的なデッキの動かし方

じゃんけんに勝ったら後攻を取ります。

基本的な盤面は
大小ツキ(アタッカー) 2枚
ゲッコウガ・キチキギス(ドローソース) 2枚
モモワロウ・イキリンコ(システム) 2枚

このデッキは普通に回していくと、ベンチが全部埋まってしまいます。
知らず知らずのうちに崩スタのケアができてたりするんですね~~

ポケモンを並べる優先順位としては、以下の通りです。

モモワロウ>ゲッコウガ>大小ツキ>イキリンコ>キチキギス

ただし、各対面によって優先順位は変わるので、後程解説していきます。

ポケモンが倒された場合はその倒されたポケモンをタンカ等で復帰することを意識しましょう。
デッキを回すカードが多いので、思ったよりも復帰が容易にできます。

各対面との有利不利 動き方

〇対リザードン

5:5 五分

ジャッジマン+やばねが最強

後1で目指すべき盤面になります。これ+αで大ツキの準備や、キチキギスの準備ができると尚良し。

後1でサイドが先行できた場合は、後2、後3と大ツキでサイドを2枚づつとることを目標とします。そうすることで相手のカースドボムを打つ暇をなくし、ブライアなどの理不尽を躱すことを目標にします。後1で殴るためにイキリンコを使用しても構いません。
万が一後1で殴れなかった場合でも小ツキか、最悪ゲッコウガを前に出しましょう。先2でサイドを2枚先行されてしまうと基本的には追いつけないため、それを避けるのが最優先です。
また、中盤以降大ツキにブーエナをつけてあげることで、サマヨールでのカースドボムをケアすることができ、相手の要求値を高めることが可能になります。ハンド干渉と同時に番を返すことができれば100点満点です。


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