2021年7月10日 【9】ラツィエル

　蟹座で新月を迎えました。蟹座というと「家族」が象徴的です。今、この瞬間、このご時世で、「家族」がクローズアップされています。誰と関わるのか、その最たる最小コミュニティが「家族」です。それが土台であることは誰もが百も承知ですが、家族というカタチではなく本質的な親密さや安心感、ホームである感覚を感じられる土台を再確認する季節です。月は蟹座19度のサビアン「結婚の儀式を遂行する司祭」です。結婚というと家族になる儀式で、とてもプライベートな儀式であり、社会的宣言の儀式でもあります。その儀式を遂行する司祭ということですから、社会的な役割、責任感をどう果たしていくか、ということにフォーカスが当たっています。地球に存在する同じ大地に生きる存在を「家族」とする視点が含まれるのです。「当事者意識」、「それが家族だとしたら」自分は何ができるのか、シンプルに再確認していければ最高です。
　ラツィエルの魂のあなたは、次のステージに向かっているのですがもがき気味。思い出してください。あなたがこれまでたくさんの困難を乗り越えてきたことを。自分への信頼、尊厳を思い出してください。あなたは一人ではありません。たくさんの守護があることを思い出してください。神に誰よりも愛されているようなあなたは、誰より神の声を聴き、共に生きてきたのではありませんか。あなたの家族の原点は神との関係性です。あの親密な関係性を思い出し、協力しあっていけば良いのだと思い出すタイミングです。