行政書士試験 得点
圧着ハガキが届きました。212点で合格。1年目も2年目も170点ちょっとで不合格でした。
でも今年の結果を見ると、おそらく1年目でも今年のように記述の採点が甘い年だったら、合格していた可能性もあります。なんか若干気分は複雑です。
今年は記述の問題が非常に典型的な論点だったので、ただでさえ書きやすかったと思うのですが、それに加えてキーワードによる部分点がバッチリ入っていたのだと思います。
僕は1年目も2年目も記述は20点台でした。結果を分析してみると、キーワードは書けていても、求められている論点と少しでもずれていたら部分点が入っていないケースが多かったと思います。
合格した今年の記述点は、写真の通り40点ですが、今年のような採点の仕方であれば、昨年までも30点以上は取れていただろうと思います。
過去2年間受からなかったのは、記述抜きで150点ちょっとしか取れなかった自分の力不足が原因なのは十分認識しています。加えて採点基準が謎過ぎて、記述に頼るのは本当にリスクが高いと身に染みました。
だからこそ今年は記述抜きで180点を目指して、記述の対策はほとんどやりませんでした。結果、法令は何問かケアレスミスをしたり、マークミスも一問あったようですが、一般知識にも助けられて、記述抜き172点でした。
択一の知識で多くのキーワードは書けたけれど、記述の対策をほとんどやらなかったので、論旨を通した正確な文章レベルにはどの問題も達していませんでした。けれど蓋を開ければ40点。自分としては、記述の出来栄えは去年までと同じくらいの手応えでしたので20数点かな、と思っていました。
本当に記述の採点基準は毎年大きく異なります。今年の記述の採点は、法令択一が例年より若干難しかったにしても、かなり甘めの採点だったのだろうと思います。なので随分記述に救われた受験生も多かっただろうと思います。
その結果の合格率が13.98%なのだろうと思います。
けれども過去の例からすれば、こういう甘い採点の記述は続きません。次回(今年の秋)の受験生は、これまで以上に記述抜きで180点取ることを目指してそのための勉強を重視することが有効だと思います。
一般知識も行政書士法などの関連法令が範囲になるなど絞った勉強ができることになるので、得点源にしやすくなると思います。今年受験される方は戦略的に勉強してがんばってください❗️
話は戻りますが、仮に1年目に記述であと数点取れて180点ギリギリで1発合格できていたとしたら、それはそれで嬉しかったと思いますが、その後の2年間では、開業するなり別のチャレンジをするなり、今とは異なる人生になっていたと思います。
けれど今は、3年間かけてじっくり行政書士試験の勉強ができたことを無駄にしないよう、その間に色々と考えたことで、試験に受かったら会社を辞めて独立開業しようと決めました。
今回の試験結果を見て、ひとつの試験の合否はそのタイミングが異なるだけでも大きく人生を左右するんだなぁ、と改めて噛みしめているところです。
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