見出し画像

息子が大学を卒業しました

 今日は息子が大学を卒業しました。理系が主流の世の中なので大学院が当たり前なのですが、ウチの子は社会科学系なので4年で大学を卒業しました。

 国立ですし4年で済んで家計的には大変助かりました😆

卒業生は国の登録有形文化財である講堂で式典に臨みますが、親は別の場所で映像を見るだけです。(この建物も大層歴史のある建物ではあるのですが、所詮、画面を見るだけなので、、、)

学長や来賓のOBのご挨拶を聞きながら、息子もいよいよ社会の荒波に揉まれるのだなぁ、と感じると同時に、これで親としての役割も卒業なんだな、と実感しました。

息子は大学を卒業。私は会社を卒業します。前回お話した通り、35年間働いた会社に1週間ほど前に退職の申し入れをしました。

あれから1週間。昨日ようやく担当取締役の決裁がおりたので、退職できることが決定しました。ただし、2ヶ月ほどでの退職を申し出たものの、3ヶ月半後(6月末)までは仕事を完遂して辞めることとなりました。その仕事とは4月から6月で成果を上げることを必達目標とする新プロジェクトです。。。。6月末には辞めるのに必達も何もないですよね。新しい担当の手当が付かない事情は、私もライン長だったので理解しますが、会社のことも社員のことも全く考えていない6月末までに課されたノルマを達成するためだけのアサインです。心から不本意ではありますが、会社の現状を考えれば致し方ないかと諦めました。と同時にほとほと呆れてしまいました。辞める会社なのでもう構いませんけれど。

行政書士になるのに会社と揉めて退職するのは本意ではありませんので。。。でも正直に言えば、こき使うだけこき使った挙句、偉くもしなかったくせに最後の最後まで会社のためだけに労働力を搾取する魂胆が見え見えで「あ〜、もっと早く辞めれば良かったなぁ。。。」とちょっぴり後悔しています。

でも。もちろん上司及び人事の社員には「会社には何一つ不満はないけれど、定年後の自己実現のために少し早いですが退社させて頂きます。」とポジティブ一本槍で申し出ました。

行政書士の仕事。実務講座の受講を始めていますが、全くできる気がしません。本当に険しい道だと思います。でも必死で喰らい付いていきます。会社の言いなりではなく、自分・自分の家族・地元の方々、等のための仕事ですから。

息子は4月から大手金融機関で働き始めます。時代が違うので、35年サラリーマンを続けた親から何かアドバイスじみたことは言わないように気をつけています。

ただ一言だけ伝えています。「自己実現のために必死でがんばるのは良いけれど、何かあっても会社は君を守ってはくれないから、どこかで割り切って付き合った方が良いよ。滅私奉公は身を滅ぼすよ。」と。会社は単なる営利企業です。一部上場企業でしたが、業績が悪くなれば簡単にクビを切ります(希望退職という名で)。私は今の会社で約10回の希望退職を経験しました。良かったか悪かったかはわかりませんが、35年間生き残りましたが。。。

息子の卒業と時を同じくして私は会社を卒業します。ロートルだけれどこれからは本当の自分で生きて行きます❗️

何はともあれ、息子よ卒業おめでとう‼️ずっとずっと、陰ながら応援しているよ😄

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?