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聴く読書『乙女の像ものがたり』七、乙女の像

北原久仁香
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作:小山弘明(高村光太郎連翹忌運営委員会代表)http://koyama287.livedoor.blog/
画:安斉 将 https://anzaimasaru.wixsite.com/anzai
*この物語は史実をもとにしたフィクションです。

出典:『十和田湖乙女の像のものがたり』(十和田湖・奥入瀬観光ボランティアの会 発行)
協力:山本隆一(一般社団法人十和田奥入瀬観光機構)https://www.towada.travel/ja/index
音楽素材:クラシック名曲サウンドライブラリー、フリー音楽素材MMTスタジオ より

青森県十和田湖畔に立つ高村光太郎の彫刻、通称『乙女の像』の物語です。
光太郎と妻・智恵子の生い立ちや出会い、その後のあゆみなども、解りやすく伝わるよう書かれました。
大人の方はもちろん、小さな方も聴いて下さい。

七、乙女の像
中西利雄…(1900~1948)画家。光太郎と知り合いだった。

高村豊親…(1890~1972)金属工芸家。光太郎の弟。

鹿島立ち…旅立ち。

裸婦像…人間の肉体の美しさを表現するため、はだかの女の人を作った彫刻。

小坂圭二…(1918-1992)青森県出身の彫刻家。

藤井照子…乙女の像のモデル。当時、19歳。

三種の神器…元は皇室に伝わる鏡、剣、玉をさす。

北川太一…(1925~ 2020)のちに、高村光太郎記念会事務局長となった。

ブルーズ…美術家が着る、ゆったりとした作業用の上着。

脚立…二つのはしごを、両側から合わせ、上に板をのせた踏み台。

へら…細長く、先が平らで、縁が刃のような形をした道具。

犬吠埼…千葉県銚子市にある岬。1912年の夏、光太郎と智恵子はここをおとずれた。

上高地…長野県の北アルプスのふもとの高原。1913年夏、ここで二人は婚約をした。

鋳造…溶かした銅などを型に流し込み、銅像などを作ること。

感慨…心に深く感じて、しみじみとした気持ちになること。

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