藤川球児選手ありがとう〜勝つことを『当たり前』にしてくれた感謝の気持ちを込めて〜
1.ああ、ファイターズ
胃が痛い。
私のパリーグ御贔屓日本ハムファイターズは、
ライオンズに痛恨の逆転負け、を皮切りにホークスに3タテをくらった。
今日からは強打、しかも涌井、則本を擁する楽天と三連戦、続けて打ち始めると止まらないライオンズと三連戦。
涌井はそもそもライオンズのエースだったし。しかも今年の涌井は神憑っている。当たったら勝てる予感がしない。
ファイターズ投手陣は今ひとつ調子が上がらない。おかげで、救援陣はクタクタだ。試合時間が来るのが怖い。頼む、中田翔打ってくれ。でも中田1人が頑張ってもダメなんだよね。ソフトバンク戦前まで打線はわりと好調だった。再び目覚めてくれ。
六連戦、何勝できるのか、予想するのが恐ろしくなってきたぞ。
それにしても、野球はとにかく試合数が多い。試合をこなしながら調子を上げていく選手、崩していく選手がいる。チームの勢いも、特に今年は同一カード6連戦が続いたせいで目まぐるしく変わった。
だからこそ面白い。勝ったり、負けたり、この繰り返しがペナントレースを面白くする。
2.ああ、かつてのタイガース
しかし、その昔、勝つこと自体が珍事だった、強くなる予感もなかったチームがあった。
阪神タイガースだ
1985年、ムッシュ吉田義男さんのもとで優勝した当時、私はタイガースファンではない。本格的にファンになったのは1990年
湯舟敏郎投手が入団してからの事だ。
湯舟は凛々しかった。タイガースの思い出を紐解くとなぜか、ピッチャーばかりがでてくる。
藪、仲田、中込、葛西、猪俣、弓長、田村、、、
もちろん、亀山や新庄くらいは当然覚えているが。
とにかくあの当時のタイガースは打てなくて、孤軍奮闘する投手陣ばかりが印象に残るのかもしれない。
3.ああ、藤川ありがとう、お疲れ様!
昨日
藤川球児投手今季限りで引退
の報道を知った。1998年入団当初、個性的な名前で話題になった。
でも、期待になかなか応えられなかった。伸びきれない彼に私はヤキモキし、時に苛立ちをぶつけた。
時を経て2005年
鉄壁の救援陣『JFK』の一角を担う存在に成長した。嬉しかった。なにより、マウンドに向かう彼を信じられるようになった事が嬉しかった。
あれから、海を渡り、結果を残して再び復帰。
気がつけば今年、高知商業出身の『球児くん』は40歳になっていた。
本当にお疲れ様でした。あんなにタイガースのために尽くしてくれて、そりゃ、腕もボロボロになるよね。
過去には色々あってお騒がせばかりの球団
阪神タイガース
投げても投げても負けていた
阪神タイガース
長い月日をかけて、沢山の選手が頑張って
勝つことが結構当たり前のタイガース
になった。
その立役者の一人は間違いなくあなたです。
ありがとう。感謝の言葉が尽きる事なく出てきます。涙も出てきます。
藤川球児さん、これからの人生も応援しています。
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