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水菜の栄養素

こんにちは、坂井泉水です。

今回は水菜の栄養素について解説していきます。

さっそく、マクロ栄養素とミクロ栄養素を見ていきましょう。

水菜100gの基本成分

エネルギー:23kcal
水分:91.7g
たんぱく質:2.2g
脂質:0.1g
炭水化物:4.8
食物繊維:3.0g

水菜100gのビタミン

β‐カロテン:1300µg
ビタミンB1:0.08mg
ビタミンB2:0.15mg
ビタミンB6:0.18mg
ビタミンK:120µg
ビタミンE:1.8mg
ビタミンC:55mg
ナイアシン:0.7mg
葉酸:140µg
パントテン酸:0.5mg

水菜100gのミネラル(無機質)

ナトリウム:36mg
カリウム:480mg
カルシウム:210mg
マグネシウム:31mg
リン:64mg
鉄:2.1mg

マクロ栄養素とミクロ栄養素のまとめ

マクロ栄養素の観点だと食物繊維が豊富だといえます。

ミクロ栄養素の観点だとビタミン類はそれほど豊富ではありませんが、ミネラル類が豊富です。

特にナトリウム以外の要素は優秀です。

次に豊富な成分の詳細について解説していきます。

豊富な成分の詳細

・カリウム

カリウムは、細胞の外液に存在するナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ったり、血液を調整したりして、常に一定したよい体内の状態を維持するのに役立っています。ナトリウムは摂りすぎると高血圧の一因になりますが、一方でカリウムは血圧を下げる働きがあります。

・カルシウム

体内のカルシウムは、99%は骨と歯に、残りの1%が血液などの体液や筋肉などの組織にあります。この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割をしています。なので、カルシウムはいつも骨に蓄えられているとも言えます。

・マグネシウム

カルシウムではそのほとんどが骨にあり、骨が貯蔵庫の役割をしていることは知られていますが、マグネシウムも50~60%が骨に含まれています。マグネシウムが不足すると骨から遊離して、神経の興奮を抑えたり、エネルギーをつくる助けや血圧の維持などの重要な働きに利用されます。

・リン

体内のリンはその85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になっていて、残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーをつくり出す時に必須の役割をしています。

・鉄

体内の鉄は、その約70%が血液中の赤血球をつくっているヘモグロビンの成分になっていて、約25%は肝臓などに貯蔵されています。ヘモグロビンは、呼吸で取り込んだ酸素と結びつき、酸素を肺から体のすみずみまで運ぶという重要な働きをしています。

まとめ

水菜は栄養素がなさそうな気がしますが、実はミネラル類が野菜の中でも豊富かつバランスが取れている野菜です。

最近調べた野菜の中でも豆苗の次に驚いた野菜です。

サラダや鍋にも利用することができるので、ミネラルを食品から摂取したい場合は水菜をおすすめします。

以上、水菜の栄養素でした。

最後まで、本記事を読んでいただきありがとうございました。

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