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凡人も最強



私の家庭は多くの人が想像するような一般的に普通の家庭です。
裕福ではありませんが貧乏でもなく人並みに生活出来る環境で育ちました。
高校→大学→社会人。そして今に至ります。
大学偏差値の低い、いわゆるFラン大学、就職した会社も一般企業、特に稼いでいた訳でもなく、ただの凡人に成り下がっていました。

今の時代は、変わった存在の人が突出して輝いているように見え、私みたいな普通の凡人にとって"他人と違う人"が羨ましく思える時があります。

苦労してきた人が成功すれば応援され憧れの存在になります。
天才などは発想の豊かさに驚かれ、神のような存在にもなり得ます。

私みたいな凡人は皆んなと一緒の方が安心だから、変化を恐れて行動できない人が多いです。

凡人はこのままで良いのかと、"違う人"を羨ましく思い、焦る気持ちもありながら、歳を取って結婚したり、子供ができる事によって"一般的に普通"を選ぶようになるのです。

多数派が凡人だからこそ凡人は強いと思うのです。

凡人の気持ちが分かるので、多くの人の気持ちに共感できます。あいつはダメだと決めつける事なく優しく耳を傾けられます。
共通する部分が多いから、嫌われにくい側面があります。
私は他人の目を気にして生きてしまっていて、人に嫌われるような事はしたくないと思っています。だから極端な発言や何か白黒つけるような言葉は避けたりします。

こういう性格は悪くないと思っていて、凡人からとても愛されていると感じます。環境や人に恵まれています。

今は凡人から抜け出そうと、また、自分にとっての成功を掴む為ら足取りは軽くなり、周りから"少しだけ違う人"に見られるようになりました。

凡人だったからこそ、何か新しい事を始めようとすれば多くの人が共感してくれるし、失敗しても誰かが助けてくれそうだと何となくの安心感があります。心の安定が常にあります。

凡人は多数派だからこそ共感を得やすく、得しやすいという事もあるのです。

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