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Zero to One(ピーター・ティール著)を読んで

この本を読んだ感想をヘタですが大きく⑶つにまとめました。


❶競争は何も生まない、市場を独占しろ
❷小さく始めて独占する
❸終盤に制する。


1つずつ紹介していきます。


❶競争は何も生まない
市場を独占しろ。


競争は必要だと言われ、勇敢とさせているが、最終的には破壊を招いてしまう。


競争は市場の競合他社に執着する。そして、常として自社の本質を見失い、ライバルを気にしてしまう。

ビジネスにおいて均衡は「静止状態」を意味すると著者は述べています。



市場を独占するメリットは価格を自由に上げることができる点だ。




❷小さく始めて独占する

はじめは、ニッチ市場から支配していき、


次は関連する市場に徐々に拡大していくべきだ。

その例として「アマゾン」が挙げられる。

アマゾンはまずは、本からはじて、本に近い、
CD、ビデオなどのカテゴリを拡大していき
世界一のデパートになった。

こういった成功企業の共通点として、
特定のニッチを支配して、周辺市場に拡大するという過程をたどっている。


❸終盤に制する

新たな市場に、新規で参入してもライバルが増えてきて、その座を奪われる可能性がある。


そうした場合、最後の参入者になる方がいいと述べている。


つまり、特定の市場でいちばん最後に大きく発展して、その後何十年と独占的利益を得た方がはるかにいい。


そのためには、❷のように小さなニッチを支配して、長期的に規模拡大を目指す必要がある。


      以上になります。


この本を読みたいと思った方へ伝えたいことは、この本の大まかな狙いは、スタートアップ企業を目指している方向けの本です。ですが、私は考え方の1つとして読んでも良いかなと思いました。

※ここでスタートアップとは、新しいテクノロジーを生み出すベンチャー企業のことを指してます。