ギャングエイジ

息子は2才。
近頃だんだんとしゃべれるようになってきた。

ご飯が美味しいと「ウマ〜」
着替えなさいというと「イヤ〜」
自分で紙くずをゴミ箱に投げて入らないと
「ヘタクソ〜」

家族で温泉に行けば、息子の担当は僕。
大きな風呂にテンションは上がりきり、いろんな風呂に足をつけては「アツ〜」
走ったらアカンで!というとスケート走法。

これはアカン。迷惑や。外へ行こう。
露天風呂に連れ出すとなぜか急におとなしく。

なに?
まさか!?
やった…

開放感からか〇〇〇が露天風呂に浮かぶ…
不幸中の幸いか、コロコロ〇〇〇だったので大事には至らず、周りには人もいない。しかし〇〇〇は早く処理しなければ!

どうする?脱衣所のトイレまで捨てに行くか?
いや、いま絶好調の息子から離れることはできない。
ひとりにするとトラブル発生率100パーセント。
けど〇〇〇が…

あーだこーだとうろたえていたそのとき名案が!
「あそこに少しだけ植え込みがある。
ここからはおよそ5メートル。なんとか届くハズ…」

「ごめんッ。おりゃっ!届け!」

〇〇〇はきれいな弧を描き、見事に植え込みへ届く!
やいなや見ていた息子が叫ぶ!!
「ヘタクソ〜」

外れてないし、キミのクソや。

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