見出し画像

北綾瀬行(ほぼひとりごと2021年1月13日(水)))

(写真は、東京メトロ千代田線代々木公園駅の発車案内板。小田急の車両の北綾瀬行が来ました)

#北綾瀬 #千代田線 #常磐緩行線


1971年に千代田線が綾瀬まで延長して、大事件が起こりました。きっかけは、北千住と綾瀬間は常磐線と千代田線の重複区間になり、上野から出る従来からの常磐線がすべて快速電車になったことでした。


北千住駅と綾瀬駅は東京メトロ(当時は営団地下鉄)とJR東日本(当時は国鉄)の両方の駅だったこと、綾瀬駅には快速が停車しなかったということです。北千住駅も従来の駅とは離れて設置されました。


普通に動いている分には、さほど問題ではなく、慣れればどうということはなかったのですが、当時、営団地下鉄も国鉄も結構やったストライキの時には、事態が複雑になってしまいました。


国鉄がストの時は、千代田線が亀有以遠に乗り入れせず、綾瀬で折り返せば良いのですが、営団がストの際には、亀有や金町から北千住に行くには、一旦逆方向の電車に乗って松戸乗り換えが必要でした。


ストでなくても、綾瀬と金町間から、山手線に向かうには、北千住で地下から地上に上がるか、営団の料金を払って、西日暮里駅で乗り換えるかということが不便だと言われていたのに、追い討ちをかけた感じです。


そんなことでスタートした千代田線ですが、1972年には代々木公園まで延長され、1978年には代々木上原で小田急線と直通しました。代々木公園駅にも車庫のある北綾瀬行の電車が来るようになりました。


2016年から、3社の車両が共通に走るようになりました。小田急車両の北綾瀬行や取手行、JR車両の伊勢原行や成城学園前行、事故があって、乗り入れが中止になると、JR車両の新宿行も出現します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?