渋谷で謎解き公衆電話、何でしょうね(ほぼひとりごと10月30日(火))
(写真は、旧玉電渋谷駅跡のマークシティのイベントの看板です)
旧玉電渋谷駅と山手線は、東横百貨店(今の東急東横店)の2階、地下鉄銀座線が3階、京王井の頭線が3階と、渋谷が宮益坂や道玄坂を降りた、一番低いところにあるので、鉄道がすべて高架です。地下鉄が地上3階を走る光景は、なかなかありません。
一番低いところで、目立つのがスクランブル交差点。テレビのニュースで定番のアングルになっているので、全国的に有名な場所。ハロウィーンや大みそか、サッカーのワールドカップなどでの大騒ぎ風景や、DJポリスのユーモアたっぷりのしゃべりなどで、大変な存在に。
渋谷に西武百貨店や、パルコ、東急本店が出来る前は、近くにワシントンハイツという米軍住宅(今の代々木公園)があり、地味な場所でした。恋文横丁とか、百軒店、円山など、艶っぽいところもあったようですが、東京オリンピックまでは、新宿と比べるとマイナーなイメージでした。
東横百貨店(今の東急百貨店)と伊勢丹のイメージも違っていました。伊勢丹は早々とアイビースタイルのボーイズショップを開設し、中学生や高校生のあこがれになっていきますが、渋谷はどちらかというと、東横線沿線のお嬢さん学校のイメージだったように思います。
話変わって、ハロウィーンの思い出。ニューヨークに住み始めた年、チョコレートをたくさん買って、アパートの中をまわる子供たちに渡そうと身構えていたら、すべて素通り。登録していないところへはトリックオアトリートと言って、寄ってはいけないきまり。食べるのが大変でした。
今のハロウィーンは、若い人のガス抜きで、祭と同じという論調があります。ゆとりのない時代だからかなと思うことがあります。毎度のことですが、応援している、「ごきげんプロジェクト」、享楽的ではない楽しさを体感できる仕組み。興味を持っていただけましたでしょうか。
謎解き公衆電話が何かは、行列も長く、わかりませんでした。警察が厳戒している外のスクランブル交差点と対照的に、並んでいる人たちはほんわかとした感じ。多勢に無勢ではありますが、ごきげん状態を保つためには、キレないようにする仕組みや、ゆとりが必要なのだと思います。
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