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マラッカ海峡協議会設立50周年(ほぼひとりごと(2月16日(日))

(写真は、マラッカ海峡協議会のホームページにあったものです)

#マラッカ海峡 #シーレーン #シンガポール・マレーシア・インドネシア


縁あって、先週行われた、マラッカ海峡協議会設立50周年のセミナーとレセプションに出席をしました。マラッカ海峡は、公海ではなく、シンガポール・マレーシア・インドネシアの領海になっています。


1980年ごろ、中東関係の仕事をしている時、原油を乗せたタンカーの航行で気にしていたのは、ホルムズ海峡や、アラビア海、きなくさいことが起こりやすい地域のシーレーンでした。


マラッカ海峡協議会が出来て10年くらい経ち、成果が出始めたそのころ、原油を乗せたタンカーや、ヨーロッパから回ってくる船舶のほとんどが、日本の船だったそうです。日本のシーレーンです。


マラッカ海峡協議会は、日本を代表して、沿岸3国との友好関係を築き、大型船の航行に必要な灯台や灯標を建設し、マラッカ海峡の航行ルートを決めたりと言った活動をし、海賊の出る海峡の安全航行を守りました。


マラッカ海峡協議会設立50周年の歴史から、勉強をしたことです。マラッカ海峡には、一度行ったことがあります。海峡というと、関門海峡や紀淡海峡などを想像していたので、大海のような広さに驚きました。


それでも、乗っていた小型船は、大型船がそばを通ると、大きく揺れました。マラッカ海峡を航行しているのは、大型船ばかりではなく、漁船や釣り船、クルーザーなど、様々な船だそうです。


航行マネジメントはいずれ、IOT化され、自動化されると言われているそうですが、海峡の交通整理、安全確保が大切だということには変わりありません。何事もなく、話題にならないことを願っています。


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