見出し画像

日比谷公園から霞が関(ほぼひとりごと(7月11日(木))

(写真は、日生劇場の前から、日比谷公園、霞が関方面を撮ったものです。かすかに三日月が写っています)

#霞が関官庁街 #日比谷公園 #通産省 (今の経産省)


日本で初めての高層ビル、霞が関ビルが出来たあと、高層ビルのメッカは新宿に移りましたが、最近、このあたりにも、高層ビルが増えています。明かりがあざやかに見えます。


今から40年前、出向する日の2日前の土曜日の深夜、当時の通産省新館の前の愛宕通りを、かなり遅い時間にクルマで通ったところ、煌々と明かりがついた不夜城でした。


働き方改革とか、ブラック職場などという言葉がなかった当時、早朝から深夜まで、館内の食堂に行く時間もなく、ひたすら仕事をすることになりました。20代中盤のことです。


通商政策局の中東地区担当で出向したので、第二次石油ショックの前、イランのホメイニ革命が起こった直後の職場は大変な状況でした。おまけに戦争まで起こることになりました。


イスラム教のお休みは、土日ではなく、木金だったので、週明けの土曜日に何が起こるかが注目されていました。食料を買って、土日の霞が関で過ごしたことが何度もありました。


通産省の建物の近くに中央競馬会の場外馬券売り場があり、土日には、平日の霞が関官庁街とはまったく別の、アナザーワールドが、休日出勤していた職場の窓から見えました。


若かったから出来た良い経験。いろいろなことを学習しました。そのころ、至近距離にあったのに行く余裕はありませんでした。一昨日の夜、日比谷公園の前で写真を撮りながら、こんなことを考えました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?