こけら落とし(ほぼひとりごと(2021年5月26日(水)))
(写真は、囲いが撤去されないままの国立競技場。なんだか寂しそうな感じがしました)
国立競技場の最寄り駅は、JR中央・総武緩行線の千駄ヶ谷駅と、都営大江戸線国立競技場前駅。このほか、JR中央・総武緩行線信濃町駅、東京メトロ銀座線外苑前駅も徒歩圏内になります。
しばらく前から、周辺の道路や施設整備は終わり、あとは待つだけになっています。特に、都営大江戸線国立競技場前駅の出口は国立競技場の敷地内にあり、便利である反面、混雑しそうな感じです。
国立競技場では、すでに観客を入れたイベントも行われているようですが、周りの囲いは取れていません。本格的に使ってはいないので、こけら落としはまだのようです。早く、全体を見たいものです。
永い歴史を持つ神宮外苑も、国立競技場を拡張して改築するため、近くの日本青年館、明治公園、霞ヶ丘団地がなくなったほか、水泳場やちゃんぽんの水明亭もなくなり、ホテルが出来ています。
日本青年館は、別の場所で改築され、オープンしていますが、他の施設や団地は歴史上の存在になってしまいました。残っているのは、都バス黒77系統の霞ヶ丘と明治公園前というバス停だけになりました。
主役の国立競技場も、堂々としたこけら落としが行われないまま、囲いが撤去されず、未完成の状態でずいぶんと長い時間が経過しました。賛否両論あり、歓迎はしていませんでしたが、気の毒な状態です。
ぐるりと歩いて回るだけで、結構な時間がかかる神宮外苑ですが、このところ、時間が止まったままになっているようです。国立競技場前駅が大活躍できるかどうか、はっきりするにはもう少しかかりそうです。
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