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ほぼひとりごと(9月9日(日))

(写真は、停電が復旧した旭川にある旭山動物園をゲートから見た情景です。)

#風評被害 #SNSによる拡散 #本音で雑談 #旭山動物園


(過ぎてしまえばということにならないように)


以前、関東の大都市の元副市長を経験した方が、日本人は、3年も経つとのど元過ぎれば、忘れてしまい、災害があったことも、自分には関係ないということになるのが悩みだという話をしていました。東日本大震災の記憶が鮮明だった時期のことでした。


自分に直接かかわらないことは、すべて他人事だということです。だからと言って、東日本大震災直後のように、自粛ムードで、民放のCMがすべてAC(公共広告機構)だけになるのが良いのかとも思えません。熊本の時も、今度の北海道も、いつもようなCMが流れています。


倉敷市真備町の水害、被害にあわれた方は、お気の毒ですが、氾濫した川の周辺は、昔から危険視されていたことが、ハザードマップでははっきりしているそうです。地域のみなさんにお配りしている、防災タウンページには、そこまで詳しくは記載されていませんでした。


以前、東京23区版防災タウンページで、東京消防庁からのデータをもとに、ハザード情報を入れました。不動産屋さんかも非難の声はなく、むしろはっきりして良いという意見もありましたが、自宅上にハザードマークが入っているのはという声で、次からは表現を間接的にしました。


川とか、谷とか、水に関係のある文字が使われている地名など、昔のことから、リスクのある土地だということがわかるとも言われています。自然災害が起こらないことを祈りますが、3年経てば忘れるのではなく、いつ起こっても不思議ではないのでしょう。


嫌なことや、苦手なことを事前に想定するのは、容易なことではありません。過去に経験や体験があっても、起こらないでほしいが、起こらないことが前提になり勝ちです。自然災害も、仕事も同じだと思います。どれだけ、悲観的に準備できるかが勝負だと思います。


人に言われるのは嫌ですが、言われなければ、やりたくないことって、プライベートでも、仕事でも、あちこちにいっぱいあると思います。ご機嫌な組織、ご機嫌な人になるために、おせっかいをするプロジェクトが必要だと思っています。まずは、楽しい職場での、本音での雑談からスタートです。

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