見出し画像

飯田町駅(ほぼひとりごと(2021年5月16日(日)))

(写真は、移動で使われなくなった飯田橋駅の急カーブ上にあったホーム。電車とホームの間のすき間が危険でした)

#飯田町駅 #中央線飯田橋駅 #ホテルメトロポリタンエドモント


明治時代に開通した中央線の始発駅は飯田町駅でした。1904年には、飯田町駅から中野駅の間電車が走り始めましたとのことですが、お茶の水へのルートが開通してから、飯田町駅は貨物駅になりました。


その後、印刷会社向けの紙専用の紙流通センターが併設され、貨物専用の飯田町駅として使われていましたが、1999年には駅そのものが廃止され、跡地はホテルメトロポリタンエドモントなどになっています。


その関係だと思いますが、飯田町駅が分岐する飯田橋駅ホームに面して、列車が停められる側線がありました。今は線路も撤去されていますが、中央快速線の向こうに、それらしい痕跡が残っています。


以前は、総武線からの各駅停車が飯田橋駅で折り返すことがあり、市ヶ谷駅寄りに折り返し用の線路がありました。その場所を使って、飯田橋駅ホームを市ヶ谷駅寄りに移設し、昨年使われるようになりました。


そのため、飯田橋駅らしい急カーブ上のホームが使われなくなっています。交差点の上にあって風の強い日などは狭いホーム上で電車を待つことだけでも、安全とは言えない状態が長い間続きました。


いずれは、急カーブ上のホームも通路として使われる部分を除いて撤去され、景色が変わることになると思います。東西線、南北線、大江戸線とも乗り換えできる駅なので、再開発もされると思います。


20世紀の終わりまで使われていた貨物専用の飯田町駅は、ホテルメトロポリタンエドモントなどになってます。うっすらとですが、飯田町駅に貨物列車が停車していた光景が目に浮かぶような気がします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?