日比谷のDean&Delucaから（ほぼひとりごと（２０２０年１１月１９日（木）））

（写真は、東京ミッドタウン日比谷にあるDean&Delucaから日比谷通り方面を撮ったものです）

#日比谷公園 #Dean &Deluca #紅葉

１１月も下旬になり、東京の紅葉も盛りになる季節です。新しい無機質な建物にも、自然を残そうということで、樹木を植えるのが流行になっているようで、東京ミッドタウン日比谷にも緑が増えています。

それでも、日比谷通りの向こう側にある日比谷公園の自然にはかないません。ガラス越しに見える色づいた葉も生きているぞと主張しているようで、生命が宿っている雰囲気にあふれています。

植樹された緑も、年月を経るごとに、しっとりとなじんで自然に還っていくのかなと思っています。トリミングしてきれいに揃えるのもありですが、あたたかみという点での味わいは今一つかも知れません。

いつもは、通り過ぎるだけで、ほとんど入ったことのない、Dean&Delucaの日比谷店は、千代田線日比谷駅から、東京ミッドタウン内にあるエスカレーターを降りた場所にあります。正面の席に座りました。

夕方になる前の時間だったので、そんな人がいるわけではありません。たまに、下から上がって来る人の顔が見え、上半身が見え、全身が現れます。面白い光景が何度も繰り返えされます。

コロナ禍で、東京ミッドタウンが閉館だった時期も、このエスカレーターだけが動いていました。Dean&Deluca始め、すべてのお店は閉店している時、ここだけが千代田線日比谷駅への通り道でした。

もうじき、日比谷公園も、色彩の少ない冬を迎えます。希望的観測ですが、来春、新しい芽が出て、緑の色が濃くなり、花が咲くころには、集団不安状態から脱出できる兆しでもあればと期待しています。