代々木駅山手線外回りホームの裏側(ほぼひとりごと(2月8日(土))
(写真は、代々木会館ビルが取り壊されたため、見えるようになった、代々木駅の山手線外回りホームの裏側です)
45年ほど前のテレビドラマ、「傷だらけの天使」に出てきたと言われている、すでに廃虚のようになっていた代々木会館ビルは、「天気の子」というアニメの舞台になったのを最後に取り壊されました。
東豊書店という中国書籍を扱う本屋さんが入っていたビルでしたが、昨年夏、取り壊しが始まるころ、前を通ったら、カメラを持った人たちでいっぱいでした。どうしたのかなと思っていたら、有名なビルでした。
1964年に完成したとのことなので、55年目の夏でした。東豊書店閉店は6月末。最後はリノベーションもされず、そのままの状態だったので、東京の九龍城と言われることもあったようです。
取り壊しが進んで行くにしたがって、並んでいるビルのおかげで、見えなかった、代々木駅山手線外回りホームの裏側が、55年ぶりに見えるようになっていました。まるで、映画のセットの裏側を見ているようです。
代々木会館あとには、ビルが建つことになっていると思います。このような光景は建設工事が始まるまでの短い間しか、見られませんが、写真を撮っている人や、見ている人はいませんでした。
並びにも、古いビルがあるので、しばらくすると、取り壊し、再開発が進み、通りに面したところの風景が変わってしまい、代々木駅山手線外回りホームはしばらく見ることができなくなります。
聖地とか、なくなるものに殺到するのは、あまり好きではありません。そっと静かに見守りたいと思います。昨日、前を通ったら、囲いの中に重機が運び込まれ、何かが始まりそうでした。
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