喫煙室(ほぼひとりごと(2020年10月25日(日)))
(写真は、東海道新幹線名古屋駅上りホームの喫煙ブースです)
タバコを吸わなくなったのは、約40年前、1981年でした。大学に入ってから吸い始めたので、10年間。途中、やめていた期間もありますが、やめる前は、一日に80本ほど吸うこともありました。
マイルドセブンを、朝昼晩に3箱。プラスして、よその職場に行った時にもらって吸ったり、夜の会食があると追加でひと箱買ったりと、ほぼチェーンスモーカーのような吸い方をしていました。
当時は、嫌煙権とか、禁煙とかあまり言われず、どこでも吸え、灰皿もありました。飛行機が全面的に禁煙になる20年ほど前のことです。当時の映画やドラマを見ると、タバコを吸っている人ばかりです。
吸わなくなった原因は、風邪をひいて、声が出なくなったからでした。それまでは、次の一本は美味しいかなと、風邪の時の方が、かえって本数が増えていましたが、かなり重症の風邪でした。
ライターとタバコはいつでも吸えるように置いておきましたが、年末に吸わなくなったまま、年があけてもそのまま。春になって一本吸ったら、体質が変わったのか、まずくて吸えませんでした。
1980年代前半、東海道新幹線ひかり号の1号車自由席が禁煙になった時も、率先して列に並びました。まわりからは、禁煙するのは、吸い続けようとする意思が弱いからと言われるような時代でした。
今のN700系の喫煙室は優れもので、前を通っても、タバコの煙が漏れて来ません。それでも、名古屋駅ホームの喫煙室は賑わっていました。タバコ文化はいよいよ最終コーナーという感じがしました。
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