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電話130年(ほぼひとりごと(2020年7月13日(月)))

(写真は、代々木駅近くの電柱です。競争導入後、黒い電話端子が入っている電話端子函が複数になりました)

#電話創業   #固定電話   #電柱


30年前に迎えた電話100年。その年の株主総会では、開会前、薬師丸ひろ子さんや、中井貴一さんが出演するショートストーリーになったCMをつないだ電話100年をテーマにした作品を放映しました。


そのころ、固定電話の存在感は大きく、ほとんどすべての家に設置されるようになった電話をめぐっての悲喜こもごもがありました。まだ、玄関やお茶の間に電話があった家も多かったと思います。


電話100年のころは、固定電話の最盛期。個人間で会話をするだけでなく、テレホンサービスや留守番電話が普及したり、ポケットベルで電話してほしいという連絡が出来るようになっていました。


そのあとの30年間で、PHSや携帯電話、スマホが普及し、インターネットによるデータ通信が主流になりました。かつての大型コンピューターを個人が持つようになり、電話の時代が終わりました。


電話創業以来、日清戦争、日露戦争から、日華事変、太平洋戦争、関東大震災など、いろいろなことがありましたが、どこでも、すぐに電話がひけるようになるまでには90年近くかかりました。


ぜいたく品から、社会インフラになり、最盛期を迎えた途端、通信技術が急速に進み、ルーツだった電話の衰退は始まりました。今では、固定電話をかけたことのない新入社員もたくさんいるようです。


家にある固定電話のベルが鳴るとびっくりします。そのくらい、かかってくる回数が減りました。ほとんどがセールスの電話になってしまいました。たまには、詐欺かなという電話もあるので、要注意です。


【自分(の仕事)史㉙(www.akihiko.com )】


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