特急にっぽん(ほぼひとりごと(2月10日(月))
(写真は、特急にっぽんという映画の冒頭のタイトルです。後ろに描かれた線は線路をイメージしています)
#特急にっぽん #日本映画専門チャンネル #1961年
2020年2月13日木曜日、CATVやフレッツTVなどで見られる日本映画専門チャンネルで、「特急にっぽん」というフランキー堺と「特急こだま」が主役の東宝映画作品が放送されます。今年になって、4回目の放送です。
綾瀬はるかが主演した、ANA全面協力の「ハッピーフライト」のような、グランドホテル形式のストーリーで、東京大阪間の「特急こだま」を舞台にした、いくつかの小さな事件を扱った当時の国鉄全面協力の映画です。
この映画の「特急こだま」は、実際の車両を使って撮影されています。東京駅の発車時刻などは実際のダイヤとは違う設定にしてあります。本物の電車を使ったフィクションという大がかりな作品です。
12両編成のうち、大阪寄り1号車のパーラーカー(展望・個室1等車(今のグリーン車))と4両ある一等車、食堂車(6号車)、ビッフェ(7号車の前半分))が舞台になっています。2等車(普通車)は出てきません。
お弁当やお茶の容器などのゴミは座席の下に捨てられます。1等車だけあって、従業員が時々、集めているシーンがありました。当時は、自分で捨てに行く習慣ではなかったことがわかります。
フランキー堺は食堂車のコック見習い、団令子が食堂のウエイトレスと車内販売、白川由美が1等車のアテンダント、その3人の恋愛話を中心に、有名俳優演じるいくつかの事件がからんだ映画です。
列車公衆電話もあり、1等車のビジネスデスクやアテンダントもなど、今のグリーン車以上の設備もある「特急こだま」。新幹線が開通するまでの短い間の華やかさを記録した貴重な映画です。
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