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ボロ市は世田谷線で(ほぼひとりごと(1月15日(水))

(写真は、京王線下高井戸駅、柵の向こうをよく見ると、小さな電車が停まっている、東急世田谷線下高井戸駅です)

#下高井戸駅 #東急世田谷線 #世田谷ボロ市


毎年、12月15日と16日、1月15日と16日は、東急世田谷線が大混雑します。世田谷、代官屋敷の通りで開かれる伝統行事、ボロ市が開かれ、最寄り駅は世田谷線の世田谷駅と上町駅になります。


1969年5月11日、国道246号線の上に首都高を建設するという理由で、渋谷から二子玉川の間の東急玉川線とその支線砧線が廃止されました。三軒茶屋駅から分岐している世田谷線だけが残りました。


年末年始に行われた、東京メトロ銀座線渋谷駅ほどではありませんでしたが、二子玉川駅からの線と合流する複線が撤去され、翌日朝には、単線で折り返す形の三軒茶屋駅になりました。


世田谷線が残ったのは、下高井戸駅のまわりが狭く、代行バスが折り返せなかったという話を聞いたことがあります。並行する道路がなく、小田急線、京王線と世田谷区役所や三軒茶屋駅を結ぶ、便利な路線でした。


そ廃止するという話も消え、戦前に作られた車両もふくめて、リノベーションが行われ、扇風機がつけられました。大混雑はボロ市の日だけですが、ふだんも結構混んでいました。21世紀を前に新車が入り始めました。


新しい電車は今風で、エアコン付き2車体3台車の連接車です。それまでの旧型車両2両編成より小さくなった分や、その分、増発され、待たずに乗れる世田谷線になりました。電車が止まる、環状7号線の踏切も有名です。


実家が引っ越したので、最近は乗る機会がありませんが、住んでいたころは、松陰神社前駅から山下駅(小田急線豪徳寺駅)まで、通学に使っていました。今日明日は世田谷ボロ市、朝から晩まで、世田谷線が大活躍します。

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