銀座の柳(ほぼひとりごと(2020年7月25日(土)))
(写真は、銀座泰明小学校のところにある銀座の柳。この写真だと、あまり柳という感じがしませんね)
銀座泰明小学校の横に、銀座の柳二世があります。写真を撮ったアングルでは、柳というより、もみじの葉っぱみたいに見えますが、看板の方を信じました。由緒は知りませんが、有名な銀座の柳です。
柳というと、しなやかな感じがします。銀座のランドマークというか、シンボルになっているというのも、そんな意味があるのかも知れません。風のまにまに漂っているというイメージなのでしょうか。
社会人になってから、45年以上になると、ちやほやされることや、逆にスーッと人が引いていくような経験をしたことがあります。そんな周囲の動きを見て、一喜一憂したことも数限りなくありました。
そのうち、まあ、こんなものかなと受け入れるようになり、人間観察が出来るようになりました。面白いように、想像通りになることがありました。また、戻ってくることもあるのが興味深いことでした。
銀座の柳の前を通るたびに、そんなことを考えました。二世とは言っても、銀座みゆき通り、泰明小学校前の柳は、いろいろな人間模様や悲喜こもごもを長い間、見続けていたのだと思います。
わかりやすい現金な行動が出来る人をうらやましいと思ったことがあります。よく言えば、柳のようなしなやかさで、いつもお日さまにあたるような行動にとっている人に気づくことがあります。
主人を待って駐車している黒いクルマばかりだった銀座の柳二世の前のみゆき通りも、このところ、ひっそりしています。銀座は賑やかでないと元気が出ません。銀座の柳もそう願っているはずです。
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