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パミール館外観(ほぼひとりごと(2021年3月8日(月)))

【自分の仕事史第61回(株主総会システム)(www.akihiko.com)】

(写真は、新高輪プリンスホテルの大宴会棟、パミール館の外観です)

#パミール館 #株主総会システム #大規模イベント


コロナ禍以降、大規模なイベントが開催しにくい状態が続いています。株主総会もご他聞にもれず、ビデオ会議方式を使って、ネットで視聴できるよう、これまでにない方式での開催が当たり前になったようです。


30年前は、リアルに集まるか、委任状を取るという方式で、第一会場が満杯になった時、他の会場でモニター参加をした人の議決をどうするか、悩んだこともありました。遠い昔のことのような気がします。


株主総会システムを使っても、いざという時に活躍したのは、メモの挿し入れ。そろそろ、質問も出尽くしたので、決議に入るという判断を弁護士と事務局で行った上、議長(社長)にメモを入れることにしていました。


議長がもう少しというサインを出した時もあります。最悪のことを想定したリハーサルをしているので、むしろ、本番では余裕があり、議長ももう少し質問を受けても良いという気持ちになったのだと思います。


議長が議事進行するために、必要なことばを株主総会システムのディスプレイに表示します。今風のAIではなく、事務局員がデータベースの力を借りた人間ソートマシーンになって最適な回答案を探していました。


それでも、株主総会システムのおかげで、紙の資料の中から適当なものを探すという仕事が劇的に軽減されました。実際の株主総会で蓄積した頻度順データベースから最適なことばが出せるようにしました。


事務局の実質的責任者の独断で、厳しいリハーサルをターゲット顧客に開放し、新しい株主総会システムを見ていただくという、もっとも効果的なセールスをしてJRやJT等に販売しました。遠い昔の思い出です。


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