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ドコモショップ丸ノ内(ほぼひとりごと(2020年10月19日(月)

【自分(の仕事)史㊸「自動車電話」( www.akihiko.com )の関連です】

(写真は、昔からあるドコモの直営店、ドコモショップ丸ノ内です)

#自動車電話 #ポケットベル #ドコモショップ丸ノ内


NTTドコモが出来る前から、ドコモショップ丸ノ内の場所は、自動車電話の営業拠点になっていました。ずいぶんと昔のことですが、入居しているビル自体は変わっていないので、イメージは同じです。


ドコモショップ大手町になった場所は、ポケットベルの営業拠点だったのではと記憶していますが、30年以上前のことです。電電公社の移動体通信は、固定電話全盛の陰で細々とスタートしました。


ドコモ完全子会社化という方針が発表されて以来、ドコモ分社化当時の話や、NTTという冠を取りたいドコモと持株会社との葛藤、人事をめぐるいろいろな話などがニュースになっています。


自動車電話、ポケットベルは、政治家や経営者などのほか、マスコミでも活用されていたので、広報部時代、取次などをするため、今のドコモショップ丸ノ内に行って、お願いしたこともありました。


携帯電話が普及し始めたころでも、地方では有力者の集まるスナックの経営者が携帯電話の代理店になり、常連に売って商売になったという話も聞きました。まだまだ、緩い感じだったと思います。


1999年、NTTが分割されたころには、固定電話がピークを迎えたこともあり、NTTドコモがNTTグループの屋台骨を支えて来ました。細々と始まったビジネスがNTTグループの中心になりました。


小雨が降っている日の、ドコモショップ丸ノ内は、NTTドコモが出来るより前から、移動体通信の歴史とともにあり、関係者の汗も涙も笑顔も見てきているという誇りを感じられるような気がしました。

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