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信濃町駅のツバメ(ほぼひとりごと(2021年5月28日(金)))

(写真は、信濃町駅舎の天井にある非常灯にとまっているツバメ。近くに巣がありました)

#ツバメ #信濃町駅 #季節がめぐる


毎年、この時期になると、ツバメの声が聞こえます。近くを見ると天井に出来たツバメの巣の中で、小さな雛がエサを運んでくる親鳥を待って、一斉に口を開けて待っている初夏らしい光景を発見しました。


ツバメは近所の駐車場の梁や、コンビニの前とか、いろいろなところに巣を作ります。真下のクルマに被害が及んだり、良いことばかりでもないので、家主のとの攻防戦が行われ、翌年に見られないこともあります。


かといって、ここに巣を作ると良いという場所を用意しても、警戒するのか、そこに巣作りをしていません。やはり、自分の力で作り上げた巣でないと、安心して子育てが出来ないのかも知れません。


JR中央・総武緩行線の信濃町駅に行った時、ツバメの鳴き声に気づきました。周りの人も天井を見上げていました。巣も見つけましたが、非常灯の上に、巣に出入りしていたツバメがとまっていました。


子育て中は、人間が巣を眺めていると、親鳥が心配そうに見つめていることがあります。外敵に備え、何かあれば、相手が烏でも、人間でも、果敢に威嚇するぞという姿勢で待機していることに気づきます。


ツバメの生態はわからないことだらけだと、専門家から教えてもらいました。帰って来たツバメが去年の親鳥なのか、成長した子ツバメなのか、どうやって巣を見つけるのかなど、興味深いことばかりです。


ツバメの巣が出来るとその家に良いことがあると言われています。今年も初夏本番、日々成長するツバメの雛が大きくなって、飛ぶ準備をし始めると、いつの間にか巣が空になり、季節がめぐります。


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