代々木八幡と参宮橋の間(ほぼひとりごと(9月9日(月))
(写真は、代々木八幡と参宮橋の間の小田急線線路脇の側道から撮ったものです。花も咲いています)
走っている電車は新しくなっていますが、側道と線路の間の杭や、咲いている花は昔と同じです。代々木上原までは複々線。代々木八幡駅も大改装中ですが、このあたりは昔のまま、踏切もあります。
立体交差化工事で、高架化されたり、地下化される中、昭和初期に開通したままに残っていると思われる、小田急線のこのあたりの情景は貴重な存在になっていると思います。
京急神奈川新町の踏切事故がありましたが、小田急線も、代々木八幡から先は踏切が何か所か残っています。60年近く前、和泉多摩川駅近くの踏切で京急と同じような事故が発生しています。
沿線火災が発生し、近くの踏切にある非常ボタンが押されたので、電車が燃えている建物のところで止まってしまい、車両が延焼したという事故があったのが、このあたりです。
線路横の狭い側道を歩くと、そばを走る電車を感じることができるくらいです。代々木八幡と参宮橋の間には距離があるので、各駅停車でも、そこそこの速度で走っています。
杭の形は昔から変わっていません。木がコンクリートになっただけだと思います。補修などのためか、新品の杭を見ることもあります。今でも製造していることがわかります。
頭を上げると、新宿の高層ビル群、後ろを向くと代々木公園や明治神宮の緑が控えています。人気のパン屋さんなど、おしゃれな店が増えたこのあたり、散歩好適地です。
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