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固定電話(「自分(の仕事)史」(www.akihiko.com)) (ほぼひとりごと(2020年5月4日(月))

(写真は、電源がいらない、JACOB JENSEN社製のシンプルな機能の電話機です)

#JACOB  JENSEN #固定電話 #黒電話


5月4日月曜日の「自分(の仕事)史」( www.akihiko.com )のテーマは固定電話です。固定電話というと、昔からある黒電話が目に浮かびますが、写真は、北欧製のおしゃれな固定電話機です。


この電話機や、やはり、北欧のオーディオメーカー、Bang & Olfusen の、すでに販売していない電話機は、しゃれたデザインだなので、オフィスの入り口に置かれていることが多く、存在感がある電話機です。


この電話機の特徴は、電源が要らないこと。電話局から電話回線に乗って送られてくる電気を使って、通話が出来る方式になっています。デザインは今風ですが、大昔から使われた伝統的な技術です。


昔ながらのアナログ方式の固定電話だけにある機能です。そのため、停電になっても、電話だけはつながります。災害時には、便利な機能でした。今の多機能電話機の多くは電池を搭載して、停電対策をしています。


固定電話が主役の時代は100年以上続きました。最初は、交換手がつなぐ方式でした。昔の映画を見ると、電話機の横についている把手を回して電気を起こして、交換手がつなぎました。横浜まで半日かかったそうです。


そのあとは、自動でつながるような時代が続きました。日本全国が、すべて自動でつながるようになるまでには、90年近くかかった1978年です。そのころが、固定電話が主役だった時代のピークの始まりでした。


今は、主役を降りた形の固定電話ですが、アナログから、デジタル、IP化をされても、通信の基本は固定電話から始まります。2025年には、アナログ方式を廃止し、すべてIP化するとNTTから発表されています。

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