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日比谷通り(ほぼひとりごと(2021年1月25日(月)))

【自分(の仕事)史第55回(縁の下の力持ち)(www.akihiko.com)】

(写真は、NTT日比谷ビルの前を通る日比谷通り。以前の第一勧業銀行本店(今は、みずほ銀行)と並んでいます)

#NTT日比谷ビル #日比谷通り #日比谷入江


大手町から、皇居沿いに通っている日比谷通りは、明治時代、大名屋敷のあとに出来たオフィス街から、晴海通りを越えると、帝国ホテル、鹿鳴館など、150年の歴史が刻まれているような気がします。


第二次世界大戦後の占領時代、GHQの本部として使われた第一生命ビルも、警視庁管内、一番の格と言われている丸ノ内警察署や、帝劇など、日比谷通り沿いにあります。歩道も広く、散歩は快適です。


オフィス街は、NTT日比谷ビル、旧第一勧業銀行本店ビルでおしまいになり、その先は、新橋になり、中堅規模の雑居ビルが並んでいます。内幸町の交差点を左折すると銀座、右折すると国会です。


NTT日比谷ビルは、地下4階まであります。日比谷公園前のこのあたりは、かつて日比谷入江と呼ばれていたと聞いています。堅固な地盤ではなかったので、杭を深く打って、建てたビルだということです。


地下一階は食堂や売店、地下二階は一緒に入居していた東芝の食堂でした。東芝の食堂では、取ったお皿を見て、一瞬にして値段を計算するおばさんに感心した記憶があります。特殊技能でした。


地下四階には、倉庫や仮眠室があったと思います。倉庫には、古い書類が入っていました。若手のころ、何度も、書類を探しに行って、いろいろな書類に触れ、自分ひとりの時間を過ごしたことがあります。


超大型シュレッダーなど、今のオフィスにはない設備もたくさんありました。今は、ドラマ撮影にも貸し出されているNTT日比谷ビル。壊される予定と聞いている、2022年までに探検したいと思っています。


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