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原宿駅旧駅舎解体(ほぼひとりごと(2020年9月20日(日)

(写真は、原宿駅旧駅舎に貼ってあった工事に関するお知らせです)

#原宿駅 #原宿駅旧駅舎解体 #駅ビル


原宿駅旧駅舎は、耐震強度を理由に解体し、新しく出来る駅ビルのデザインに旧駅舎のイメージを残すと、JR東日本から発表されています。新駅舎完成で、使われなくなってだいぶ時間が経ちました。


数年前、最初に発表された時には、反対の声も多く、うやむやになったので、計画が中止になったのかと思っていたのですが、オリンピック開催を理由にしたホーム分離とともに、壊すのが既成事実になってしまいました。


小田急線向ヶ丘遊園駅や、東横線田園調布駅、中央線国立駅のように、街のシンボルとして、旧駅舎を保存する例もあちこちにありますが、駅ビルを建てたいという理由が勝ったということなのでしょう。


新しく出来た駅舎と旧駅舎を壊したあとの建物がつながり、いわゆる駅ビルになるようです。目立たないところでしたが、ショッピングや飲食中心の典型的な商業施設を建設すると出ていました。


確かに、毎週末や年末年始の原宿駅の混雑は尋常ではなく、長蛇の列になる女子トイレの増設をしたくらいです。竹下通り口改札も大混雑になるので、駅員さんも事故が起こらないよう大変でした。


混雑緩和、事故防止に加え、大変さだけを残して、原宿駅旧駅舎を通り過ぎるだけだったおおぜいの人々が、駅でお金を使ってくれるようにしたいと思ったのではないかなどと思ったりもします。


丸の内仲通りの保険会社のように、保存して新ビルと一体化して再建築するというのではなさそうなので、解体すると、跡形もなくなってしまいそうな原宿駅旧駅舎です。お知らせも寂しそうに見えました。

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